私がブリストル・マイヤーズスクイブ株(BMY)を購入した理由
目次
2021/01/15に私が新規購入をしたブリストル・マイヤーズスクイブ株(BRISTOL-MYERS SQUIBB COMPANY: BMY)について紹介する。
会社概要
ブリストル・マイヤーズスクイブはアメリカ・ニューヨークに本社のある製薬、バイオファーマ企業だ。医療用医薬品、医療用機器の製造販売を行う。売上高は、261億ドル(2019年度)であり世界の製薬会社の10番目である。2019年11月にセルジーン社を買収した。
主要な販売薬
がんと骨髄腫に関連する薬とが多くを占めている。特に同社2位の販売額となっているニボルマブ(オプシーボ)は本庶佑京都大学名誉教授(ノーベル賞生理学・医学賞)と小野薬品工業が開発したものとして有名なものだ。さらに近年、多発性骨髄腫に対する薬としてレナリドミドの開発に成功し爆発的なヒットとなっている。売り上げを順調に伸ばしている薬が次々と出てきており、稼ぐことのできる薬をきちんと開発できていることがうかがえる。
売上の推移
レナリドミド(多発性骨髄腫の薬)などのヒットによって売上高は順調に伸びている。現在他の製薬会社は、コロナによる影響で患者が病院や薬局から足が遠のき売り上げを落としているにも関わらず、上の表のような前年同期比+75%の売上高上昇となっている。コロナが収束すると病院へいくのを控えていた人々が戻り売り上げがより伸びるのではないかと考えている。
株価に関する統計指標
売上高(Q/Q: 前年同期比)が75.5%であり、PSR: 3.7, PER: 8.8, PBR: 2.9とかなり割安な傾向を示している。コロナによって人々が病院や薬局から遠のいたことの影響、抗ウィルス薬関連株(BNTX, MRNAなど)に注目が集まりすぎていることの影響と考えている。
決算
2019. Q4から2020. Q3まで全てコンセンサスを上回る実績となっている。
Myocardia社の買収
Myocardia社は心筋症に対する薬の治験を進めており、うまくいけば2021年内にFDAから認可がおりると予想されている。
Ark社が購入している
2021/1/11のArk社が発表している購入株の中のトップにブリストル・マイヤーズスクイブが入っている。
株価
上昇局面にあると思います。詳しくは他の方の分析を参考にしてください。
まとめ
以下の3点を考慮し私は購入を決断した。
①これからも販売が増加すると予想される薬を持っている。②株価の統計指標が割安であることを示している。③アフターコロナでは、薬を必要と人々が病院、薬局へ戻り始め製薬業界全体の底上げが起こる。④ARKGが購入している。
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