肌言葉世界
2019/05/08
昨日読み終わった本にあった言葉があたしを包み込んで全身に染み入った。「肌から世界が始まるような」ラジオネームにしたいくらいいい言葉だと思う。シャッフルで聴いてた音楽が懐かしい気持ちを思い出させたり、雨が降りそうな匂いを察知したりする。日が眩しいと目を細めたり、毎日作る自分のお弁当に飽き飽きしたりする。去年はなかった腕のほくろを見つけたり、そろそろ羽毛布団暑いなと思ったりする。目に見える世界は言葉や気持ちで溢れていて、自分の気持ちも誰かの言葉も全部が混ざっている。肌と肌すらも溶け合えたらいいのにと薄く思う。