シンディ -青い恋の話-
はじめまして
その昔
手っ取り早く太る方法はないかと一晩中考え
寝る前に大さじ一杯のサラダ油を飲み始めたら
数日後に体調を崩したエピソードを持つ男
高橋です。
今後ともよろしくお願い致します。
18歳の時のエピソード
ある日のこと
友達と二人で、千葉県は柏の街を歩いていました。
その道中で、イタリア人の女性と知り合いました。
彼女の名前はそう、「シンディ」
スタイル抜群で
青い目をした美しい女性でした。
見た目はイタリア人ですが
日本語は6割くらい喋れます。
シンディとは何度か街で会うたびに、仲良くなっていきました。
会うこと3度目
携帯で連絡先を交換。
それから毎日、ショートメールでやり取りをしました。
初めてのデートでディズニーランドに行きました。
スプラッシュマウンテンを乗り終えたら
嬉し恥ずかし朝帰りです。
数カ月後
シンディから突然
「ツキアッテイル男がイルの」と告げられました。
俺は「ふざけるな!
そんな日本語、口が滑っても使うんじゃねぇ!」
と、今考えても理解できないセリフを言い放ちました。
後から発覚した話し
シンディの男、それは
初めてシンディと出会った時に、一緒に街を歩いていた俺の友達でした。
俺はその友達を問い詰めると
「好きになってしまった…ひひ」
と、正直に答えてくれました。
よく考えたら彼は昔から洋モノのAVばかり観ていたので、スワッピングもののAVばかり観ている俺には負けたくなかったのでしょう。
俺は彼に
「まぁどうせ続かないんだから、頑張れ!」
と、苛立ちまみれにエールを送りました。
その後、彼らは3年間付き合い続けました。
信じられません。
賃貸物件の契約期間よりも長い3年間です。
女と男に同時に裏切られた経験は
後にも先にもこれだけです。
でも後悔はしていません。
若いうちは質より数
彼がシンディ一筋で付き合っていた3年間で
俺は色んな経験ができたから。
それではまた、お目にかかります。
I need you.
I want you.