【Flesh and Blood】Blaze,Firemindの使い方
お久しぶりです。この記事は「Blaze, Firemind」の使い方について自分なりに考えた結果とデッキリストをコミットします。実際に記事内のデッキでSkirmish S9に2回参加し、結果は2位/19人と10位/30人でした。
【ヒーローの特徴】
まずBlazeの効果について書きます。
【効果（英語）】
Whenever you opt, put energy counters on Blaze equal to the number of cards looked at this way.
Once per TurnInstant - Remove X energy counters from Blaze: Banish a Wizard non-attack action card from your hand with an effect that deals arcane damage equal to X. You may play it this turn as though it were an instant.
【効果（日本語）】
あなたが選択するたび、この方法で見たカードの枚数に等しい数のエネルギー・カウンターをBlazeの上に置く。
ターン1 インスタント- Blazeからエネルギー・カウンターをX個取り除く： あなたはこのターン、それをインスタントであるかのようにプレイしてもよい。
ヒーローの特徴としてはOpt（選択）してエネルギーカウンターを貯めて、貯めたカウンターを使ってWizardらしくinstantで動くところですかね。
Kanoほど1ターンでの火力が出ないですが、逆にnon Attackをinstant化するのにピッチコストが不要なのはいいところ。
なので「ピッチコストを払わないでinstant化できるところ（メリット）」と「1ターンに1度しかinstantで動けないところ（デメリット）」の2点が大きな特徴かなと理解しました。
特に後者はリーサルでの大爆発がちょっと難しく、テンポで削っておかないとリーサルターンにすら辿り着けないということになり、構築に悩むことに。最初はAether Flare赤を入れてたんですが禁止になってうーむ。
となるとやっぱり途中ターンは2枚で守って2枚で攻め、自分のライフが尽きる寸前にインスタントタイミングでリーサルターンにするという、いわゆるテンポヒーローとしてのデッキを考えました。
【デッキリスト】
で、実際に先鋒戦（Skirmish）シーズン9で使用したデッキはこちらです。
【デッキギミック解説】
まず最初に、実は最初からBlazeで使いたかったカードがあったんですよ。それがこれ。
1コスDRですが、なんと次のArcane Damageに2バフかかるので表現価値は1コス6点の超カード。かつWizardのメイン火力は2コストが多いため、青ピッチ1枚から綺麗に使い切れるというのも魅力的な点です。ので基本的な動きとしては「Absorb in Aether（1コス）」から「Blaze効果でインスタント化した2コス」を撃つという感じになります。
中でも「Sonic Boom」がげきつよでそもそもの打点が3点+2バフなので、相手がAB3でも2点でHITし効果発動、デッキトップを2点下げたインスタント化してくれます。
また、エナジーカウンターを貯める手段としては主には「Cindering Foresight」を使います。相手ターンに使う場合はインスタント化するのがGoodです。かつ「1バフを見せておくことで相手の動きを牽制する」ことができます。
ここでもSonic Boomが強く、エナジーカウンター0で相手ターンに入っても赤Cinderingの3OptでSonic Boom分のカウンターを確保+デッキトップにSonic Boomの当たり=赤いnAAを固定できます。
【軸となるコンボ】
1個目：赤Cindering始動
[手札]赤Cindering、Sonic Boom、青青
[アーセナル]赤nAA（今回は赤Emeritusと仮定）
[デッキ]上から3枚以内に赤nAA（今回は赤Emeritusと仮定）
[場]Blazeにカウンター0個
①赤Cindering→Opt3からデッキトップ固定と次のnAAに+1バフ。Blazeにエナジーカウンター3個のる
②Blaze効果からSonic Boomバニッシュ→腕と合わせて5点
③（AB3でも2点で当たって）デッキトップのバニッシュで赤Emeritus
④2コス下がった赤Emeritusをインスタントで使用、6点
⑤脚からアーセナルの赤Emeritus使用、6点
AD 5→6→6で合計16点 （胴体分の1リソ余ってるんで赤Emeritus2回の内のどっちかに使うと良さげ）。黄CinderingでもBlazeに1個カウンター乗ってるか、頭使ってなければ同じ動きできるので再現性も⭕️。
赤nAAは1コスだと見た目は打点下がるけど腕乗せればいいのと浮いた分のコストでWaning Moon振れば総ダメージは変わらない、はず？
（5→5→4→3、でむしろどっちか1コスの方が火力高いかも）
2個目：赤DR始動
[手札]1コス4点赤、Sonic Boom、青青
[アーセナル]赤DR
[デッキ]上から2枚以内に赤nAA（今回は赤Emeritusと仮定）
[場]Blazeにカウンター1個
①赤DRで防御 → 次のnAAに+2バフ
②頭割ってOpt2からデッキトップ固定
③Blaze効果からSonic Boomバニッシュ→5点
④（AB3でも2点で当たって）デッキトップのバニッシュで赤Emeritus
⑤2コス下がった赤Emeritusをインスタントで使用、6点
⑥脚から手札の1コス4点赤使用、4点
⑦胴割って1リソ出して余ってる1リソと合わせてWaning Moon
こっちも概ねルートは同じでAD 5→6→4→3で合計18点。こっちのルートの何がいいかというと「途中の攻撃が4点分止まってる」＝「リーサルずらして相手にもう1枚以上の手札を使わせられる」という点ですね。
ブラフで赤DR見せて相手が日和ればターンが返ってくる点も⭕️。
その他コンボ
ぶっちゃけOptから当たり固定のSonic Boomが宇宙すぎるだけで、普通に赤赤青青アーセナルDRみたいな手札からも装備全吐きで14〜16点くらい出ます。
全体的な注意点としては「Blazeのカウンターが溜まってないとブラフにすらならない」ことですね。（Blazeにカウンターが2個しか載ってない場合は赤1コス4点とかは使えないので結局リーサルターンでも走りきれない。）
ので緊急時にカウンター2個増やす用に頭は最後まで残した方がいいです。地味にkindleのドローも固定できるのでいい仕事します。コモンだけど。
サイドカードについて
Fyendal's Fighting Spirit：ポッパー、説明不要
Forked Lightning、Nourishing Emptiness：ファティーグ系デッキ対策。DR2枚とかバフ重ねてForked Lightning撃つことで無理やり貫通する。
Rewind：Briarの山、BruteのBrBを止める用。一応、Emperorやミラーでリーサル止めれたりするんだけど正直かなり怪しかった。
胴（通称パジャマ）：ミラー対策、以上
非採用カードについて
・エナジーポーション（などの置物系）
途中でも話しましたがBlazeはテンポヒーローだと思ってるので、一度完全にしゃがんでしまうと結構復帰が難しいと思ってます。
・Aetherise
ZenのAoWと超越止める用？上手く噛み合えばZenを1ターンほぼスキップできる。けどなぁ噛み合いカードだしと思って非採用。結果的にはZenに2回負けてるので採用した方がよかった気がする。
・Whisper of the Oracle（赤、青）
こちらも十全に使うなら手札3枚でターン返ってこないといけないよなと思っての非採用。結果論だけど青は青DRと差し替えても良さそう。
・Foreboding Bolt赤
余裕で採用検討カード、今回は枠なしで抜けたけど全然あり。CRUのみ収録（HP1非再録）とかいう入手難易度が終わってることだけが懸念。（なのでどうせデッキリスト公開するなら普遍的なカードの方がいいかなーと思って非採用にした説もあり）
使ってみての感想、相性など
fabraryの統計見てもらってもわかると思うんですが、事前に検証してる時は思ったよりZenに勝ったんですよね。あと関東では元からEmperorが多く、直近ではArakni SCが思ったよりも流行っていて、そこらへんにはちゃんと勝つデッキを握りたいと思ってのチョイスでした。
体感相性的にはこんな感じ。（意識している対面のみ）
[不利] Rhinar、Levia、Prism 2種、Dash
[五分] Kayo、Briar、Enigma（試行回数少なすぎて不明）
[有利] Zen、Arakni SC、Emperor、Victor
改善点ですが、Mind Warpは流石に使う機会ほぼなかったので何らかの赤か青に変えていいと思うのと、青DRが赤DRと両方引いた時に微妙すぎたので右下3の青に変えると良さげです。
余談ですがBlazeのEye of Ophidia、強すぎるけど高すぎる！！！
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