かしいかえん復活ステージ
いやあ、まさにドゲンジャーズスタートの地であり、キャラショーの聖地とも言えるこの場所でまさか実現できるは思いませんでした。
久しぶりに南門に到着し、何度も通ったゲートを通ると懐かしいテントとステージ。あぁ、戻ってきたんだなと。
かしいかえん様には、園長始めスタッフの方に本当によくしてもらいましたし、応援もしてもらいました。いつも「頑張ってね!面白いし、かっこいいし絶対売れるよ!」そんな言葉をかけてもらってました。
かしいかえん様でお世話になっていたのはドゲンジャーズの地上波放送をする直前のエピソード0、悪の秘密結社にとってはそのずっと前からと聞いてます。あの時はテントの3分の1も埋まってなかった。集客に貢献できてるとは言い難い。でもいつか有名になって必ず恩返ししようと思っていました。
そして2020年の6月末、コロナ禍の中で人が集まるかもわからない中、ドゲンジャーズが放送スタートしてから初めてのショーが行われました。
結果は大盛況。
テントに入りきらず芝生広場まで立ち見、グッズコーナーには長蛇の列、朝からかしいかえんの駐車場前で渋滞が起きて警察がくるくらいお客様に来ていただき、感謝と感動で舞台裏で笹井社長と泣きながら握手したのを思い出し、ショーが始まりシャベリーマンが登場した時ジーンときてしまいました。
閉園と聞いた時は、これからどこでヒーローショーをすればいいのか愕然としましたし、ほんと寂しかった。子どもの時からよく通った場所がまた一つなくなるのかと。確かにコロナ禍で西鉄さんの様な業種の会社は大打撃を受けた訳だし、ずっと赤字だった「かしいかえん」を整理の対象にするのは、まだまだコロナは出口が見えていない時期でしたし経営的には当然の事。理解してはいるけどどうにかして残せないものか、工夫次第でなんとかならないのか、福岡市内の遊園地は無くなってしまったら子ども達はどう思うのか
、いろんな感情が湧き起こった記憶があります。
かしいかえんのステージが残っていると聞いたのは半年くらい前でした。
エムマーケットエージェンシーの下青木社長から
下青木「社長、実はかしいかえんのステージってまだ残ってるんです。まだしばらくは使えるかもしれません。」
私「え、そうなん?今、かしいかえんってどうなっとると?」
下青木「かしいのはまビレッジというキャンプ施設の形で残っています。」
私「へー。キャンプ施設なんや。でもステージあるならドゲンジャーズのショーができるってこと?」
下青木「そうなんです。でもかしいのはまビレッジも厳しくてなかなか予算が。」
私「西鉄さんの本社サイドにあたってみようか?」
下青木「お願いします!」
さっそく、アポイントを取りお願いしましたところ熱意も伝わり
下青木「西鉄さんから、使用許可がでましたよ!ありがとうございます!ショーができます!ただかなり老朽化してしまってステージを補修しないと使えず、そこは私たちで負担しないといけません。」
私「いくらかかりそう?」
下青木「○○万円くらいです。なので1社○○万円ずつくらい協賛お願いしたいと思います。」
私「わかった。それなら出すけん、すぐに進めてください。」
下青木「はい、ありがとうございます!」
こんなやり取りがあり、今回の企画が開催できました。一緒に協賛してくださったスポンサーの皆様ありがとうございます。西鉄グループ様、企画、開催までこぎつけたスタッフさん、アクターさん、そしてお集まりいただいたファンの皆様に心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます!やってやれないことはない!皆さまと一緒にこれからも、壁をぶち破り続けたいと思います!
下青木社長、笹井社長、最高の一日をありがとう。