自然栽培花農家
種を蒔き、花が咲き、また種を蒔く
海と山が近く、人口3万人の神奈川県の大磯町で、
自然栽培で花を育てています。
花と人間の関係を調べてみると、
起源は男性が好きな女性に手渡したとある。
獣だったヒトが人間になった行為ともいえる。
芸術や音楽にも度々現れる花は文化やアートの、
起源といえるだろう。
現代において花は人間にとってどんな存在なのか
考えてみると、とても身近なものなのだと思う。
ふと歩くと道端で咲いている花、上を見上げれば
樹木に咲く花、ガーデニングで花を育てる。
生活を豊かにし幸せにもなる、人間にはかけがえのない存在のような気がします。
栽培している花は、向日葵や秋桜などの季節を感じるもの。そして、無農薬、無肥料の自然栽培。
採花したあと、わざと花を残して種にして、
その種をまた来年蒔きます。
枯れた花や茎はそのまま土に返して肥料とし、
水もまかないし、肥料もあげない、
ほとんど何もしません。
なるべく自然に近い状態で花を育てています。
収穫した花は、地場産の野菜や惣菜を扱うお店に卸したり、知人や友人が欲しい時に注文を受けたりしていて、なるべく狭い地域の中で販売しています。
最近では畑作業を手伝ってくれる方、花摘み体験の方もいます。また、耕作放棄地でコミュニティガーデンの取り組みも始めました。
「未来の大磯に花を咲かす」
まだ始めたばかりの花農家ですが、
すべての人の心に花を咲かせることを目標に、
まずは大磯町にたくさんの花を咲かすことをやっていきます。