ずるい大人を作るなよ!!
子供に接骨院の仕事を聞かれたとき
学生に接骨院の仕事を聞かれたとき
先生はなんといいますか?
当然接骨院は柔道整復師が勤務して
ケガを治すことを仕事としている職種です。
しかし、接骨院の看板を挙げながら全く外傷もみず、エコーも使わずなんちゃってカイロプラクター専門の院みたいな事をしている院がある。
私は整体やカイロを否定していないし、むしろ、私自身も脊椎の施術にThomsonベットをつかって脊椎・骨盤の治療をしていますし、大好きです。
F-1ドライバーワールドチャンピオンに2度もなっているミカ・ハッキネン氏にも世界共通の脊椎治療が理解していただき、安全してできました。
開業して15年一日平均200人施術して、たった一度でも医療訴訟・事故・クレームは当然ない。安全性と再現性が高い治療法は活用してます。
しかし、看板に接骨院をあげている以上絶対にケガや外傷をみることをしなければならない。
接骨院の業務である外傷を100%捨てるなら、接骨院の看板をおろして、初めからカイロプラクテックや整体院として看板を上げて接骨院として出さずに勝負したらいい。
かっこ悪いんだよ、中途半端で!!
接骨院の名前だけ前面に出して、やっている事は我流カイロチックのみ。
本物のDCに対しても失礼だし迷惑
私も救急指定病院10年勤めて、本物米国認定カイロ医師に出会い、セミナーだけでは完全に学べないと思い、DCの元へ就職しました。
DC直属の院で毎日平均一人で60名をThomsonベッドで脊椎専門施術を行い月1300人を一人でこなす毎日。
毎週2回DCの本院へ行き、人生観から手技から考えまでしっかり聞いて、月二回の8時間のセミナー授業もスタッフとしても受講しました。
授業の教科書もパーマ大学のそのままの参考書を使い当然英語。英訳しながら毎日学んでいきました。
それでも私は自分でカイロ専門とか腰痛専門とか名乗れることはできない。
本物の米国認定カイロ医師のカリキュラムや育成・勉強のすごさを知っているから。
しかし、最近柔整師でも○○法とかトムソンベッドを入れている院が多くなっている。
でもそれは先生の院だけの方針であり、自分だけで完結していたら問題ない。
個人の習ったことを個人院だけで行うことは問題ない。
しかし、コロナと一緒で、若い柔整師にこれが柔整師の仕事のすべてと勘違いの感染をさせてほしくない。
正規のカイロ大学も卒業せずこれが本物の脊椎治療法だと、お山の大将でセミナーなんか開いて教えている人はどうなの?
○○法を考案した、独自の○○法で9割治る・・大体そんな偽治療家は
現役バリバリの整形外科医師ともまともに話も連携もとれずに自分より知識が劣る小物を集めてどや顔している・・・かっこ悪すぎる。
他人の生き方には全く興味ないけど、これが柔整師として素晴らしい生き方と撒き散らすのだけはやめてほしい。
柔道整復師ってすごく可能性のある職種
■人の死に直面する仕事をしたことがあるのか?
■社会的弱者の立場に立って物事を考えた事があるのか?
■本人以外の家族・親戚も踏まえた医療・介護の相談を真剣に受けたことがあるのか?
■余命宣告された患者様の人生に寄り添った事があるのか?
【デイサービスでのご利用者様とともに作り上げたイベント⇓】
私は介護入所施設や障がい福祉も子供の育成も事業をしているので様々な社会的環境の方、社会的弱者末期ホスピタルも体験して現場にいます。
【当障がい者グループホームでの入居者様の前日面接練習⇓】
私だけできたわけではなく、私の仲間の柔整師もここまで作り上げて、柔整師としての可能性ある仕事をしています。はっきり言って、やったものしかわからない苦労と充実感がある。
高額自費治療・・高額の治療費だけ支払える人を対象にした治療をしている・・それが素晴らしいのか?
自分の都合・条件だけ合う対象者を選んで接骨院って看板上げるのはどうなの?
足関節骨折かも・・って人が接骨院に来院した時、【うち、もう自費しかしていないんでそのまま整形か病院へ行ったほうがいいですよ】って
だったら接骨院の看板あげずに初めから【整体】ってあげればいい。
■今が良かったらいい、
■自分さえよかったらいい
という発想で今後の業界の将来も未来も考えずに
これだけ売りあげが上がりましたーーっ!
皆さんも保険にすがらないで、自費治療しましょうってどうなの?
今コロナの影響で医療とは、別に救急も絶対必要を要しない自費施術はどれだけ打撃受けている?私の知り合いですでに二月から3件自費専門院閉鎖しました。
経済がいい時、平和な時は余裕もあり何もかもうまくいく。しかし、人はひっ迫した時様態になれば、生活において真っ先に優先順位の低い事をバッサリ捨てていく。
骨折する・介護になる・痛みで仕事がいけない・最後の大会がある・結婚式がある・・・目的のある事は優先順位も落ちません。
そんな優先順位が上にある自費専門治療院を作ろうと完全にシフトする度胸もなく、接骨院の看板も上げているのにエコー入れない・医師連携しない・ケガも診ない・・・それで独学のカイロ・整体だけをしている接骨院・・・柔整業務をやらないって決めたら、
最初から接骨院の看板をあげるなよっ
私の柔整師の友人で、都内のマンションの一室で治療院の看板もなく、忍びで一人2万円の治療をしている院がありますが、一切柔整免許も看板も使わずにたどり着いた自分の治療法を実践している。
コロナに関係なく毎日予約でいっぱい。
振り切っている友人はかっこいいです。
▪外傷をすることが素晴らしいとか
▪本物のカイロが出来るのが素晴らしいとか
▪高単価をとるのが技術が素晴らしいとか
そんなくだらない事を言っているんじゃない。
接骨院・柔整師として名前を出してやるんだったら、医療界に通用するくらいの医学のベースを身に着けて、柔整師の業務が一通りできることを前提で自分の独自の治療法を初めて提唱する。
接骨院の看板をあげていて、まったく本来の業務を放棄して、さも当たり前のように整体や予防しかやらない柔整師がさらにセミナーを主催しているのを見て、同じ柔整師としてみていてかっこ悪かったです。
若い学生や王道をまだ知ら無い柔整師がこれが柔整師と思われるのが怖い
今年も外傷100%のゲレンデ接骨院に当院スタッフが院長として3か月で骨折・脱臼が8割の全外傷655件を担当しました。
エコーやスペシャルテスト・整復法・固定法の接骨院の王道のスキルを使いすべての外傷に対応できる私の院のスタッフは本当に誇りです。
先生はこんな環境の接骨院で柔整師として本当にやりきれますか?一人で骨折鑑別をして脱臼整復をして固定をして、紹介書を書き、時には麓に降りれない方へもとへドクターヘリとも連携したり救急隊員と協力する。
当院のスタッフは外傷ができて当たり前であり、それが出来てからの腰痛治療。
私も腰痛治療を教えていますが、解剖や腰部疾患の勉強ばかりするんじゃないです。
中国のことわざに
下医は疾患をみて病を治し、中医は人を診て人を治し、上医は国を治す
一番の下医は痛み疾患しか治せない。脊椎・骨盤みることだけに一生懸命。
人間の腰痛はそんな単純じゃない事は世界で知れ渡っている。
社会的環境・ストレス・習慣・心理的・運動連鎖・機能的・内科的疾患・・・すべての事をみて
人を診る事が大切
上医は国を治す・・言い換えると業界や社会に影響を与えるくらいすごい事をする。そこまでならなくていいので、
せめて、人を治せる中医になってほしい
そのようにスタッフには言っています。
ところで、エビデンスレベル最低ランクは何だと思いますか?
患者データに基づかない、専門委員会や専門家個人の意見 です。
自分だけの経験的な意見で良い治療だ、これが最高だって。。そりゃ医師や医療を知っている職種からも白い目で見られますよね。
私も個人の事は何の感心も無い人間です。
しかし、柔整師本来の仕事や王道を軽視し、ケガをみれないことを正当化して発信する人間に腹が立つ。
時代が違う、地方だからできる、医師に任せておけばいい、外傷の需要がない・・・できない理由を正当化する。
柔整の仕事できてないなら黙っとけや!!自分一人だけひっそりしていけばいい。発信するなっ、若いもんを巻き込むなってこと。
王道業務をやり切って、もう自分の生き方、治療法はこれではなく、柔整師として、接骨院の看板をおろして慢性や予防や整体に走るのは全然okというか率直にカッコいいと思う。
まとめ
▪柔整師の業務を100パー放棄して、接骨院の看板だけあげている先生はいつかつけが来る。先生の院はこんな時期でも瀕死状態にならずに地域に支持されていますか?
コロナの影響で地域に必要と支持されているかわかると思う。
本当に必要とされている院ならば劇的な落ち込みを回避でき、絶対コロナに打ち勝つ勝算がある院は方向性に間違いないと思う。
▪本来の柔整業務を放棄して正当化して他人をセミナーや協会に巻き込んでいくのが発信者は迷惑。
▪何も接骨院は外傷だけをしたらいいと言っているんじゃないし、整体、りらく、予防が間違であるとかの論点できない。
▪接骨院業務をやらないと決めたなら、看板をおろして整体・カイロ・トレーナー・予防・美容としたらいい事。
▪王道の医療のベースを身につけたうえでの矯正・予防・りらく・美容をしたらいいのではとの提案。
柔整師の職種って可能性しかない
柔道整復師は介護も医療も福祉もスポーツにも子供育成にも関われる仕事です。
背骨だけみて小さい世界で生きていくにはもったいないし、もっと大局をみて《患者様の人生を診る》責任ある大人になってほしいです。
私の育成方針は、柔整師としての医療ベースをしっかり学び、多職種とも話せる共通言語をまず身に着ける・・これはマスト!!
そして、外傷はもちろん、需要のある脊椎治療手技、運動器の急性期を治した次のトレーニング、ケガをしない予防スキルを学んでいく。
さらに余力がある人には医療サービスだけではサポートできない介護・予防・その先の美容やトレーニング、地域啓蒙活動と総合的に自分が興味あるとこ、将来目指すところを長所を伸ばしていけるように私はサポートしていきます。
私には夢があります
【本気で子供たちの憧れる職業no.1にすること】です。
今こんなこと言ってると笑われると思いますが、絶対あきらめない目標です。
今日本や世界は大変です。だからこそ、業界のためにレベルアップして柔整師界を少しでも良く出来たらと顔も名前も出して矢面に立つ覚悟です。
長文読んでいただきありがとうございました。
最後にお宝情報です↓↓
ps】4/25 土曜日 午後14時~予定 90分程度 スポーツドクターとコラボしてZOOMセミナーします。
【サッカー選手の足関節損傷と鑑別のコツ 医師によるシーズン前エコー実技】
1.足関節の基本的な解剖と鑑別のコツ 講師 大榎柔整師
2.JFLサッカー選手の足関節シーズン 前ルーティンecho検査実技 整形外科医師スポーツドクター JFA公式三重サッカー協会医科学委員 講師 藤川医師
3.JFLのデーターからみるケガの管理方法とチームドクター連携公開 JFL鈴鹿ポイントゲッターズ公式トレーナー 講師 平子柔整師トレーナー
後日サイト案内して、ZOOMのURL送りますので、楽しみにしてください。