私の勘違い
2020年4/25土曜日は有料でもありながら70名の方に
セミナー視聴して頂きました。感謝です。
このセミナーは1週間で作り上げれたのはオンラインだから。
これが東京でのリアルセミナーだと、、
会場選別、価格比較、数ヶ月前から予約手配
ドクターのスケジュール事前調整、
通常業務を切り上げての時間調整、
現地までの移動時間、交通費、交通手配、宿泊手配、
懇親会手配、懇親加名簿作成、当日プロジェクター・PC調整
現地受付手配、受付名簿、資料配布手配、印刷物搬送、大量名刺手配
これが全て【無し】
打ち合わせも接触を少なくするために、医師とも事前に簡単なLINEくらいで、開始30分前に打ち合わせしたくらい。
何より、フルに通常業務の仕事した後からでも普通にできる。
時間の使い方が圧倒的に有効になり、時短ができる。
なるほど、通信やIT をメインにしている仕事は大幅に効率が上がるしテレワークも可能。
ということは、かなりの効率もアップして、経費も削減できる
これが働き方改革かーーー
しかし、私たちの業界は・・・
2.働き方改革って言うけど医療介護業界には浸透しきれてない
なぜか?
【リアルしかできない仕事が主流だから】
患者様の手技治療や問診、所見、徒手テスト、エコーなどは実際は自分で直接見ないと何もできない。
今は医師は遠隔的な診断をして、問診もでき、薬の処方をしている。オペもダビンチで遠隔操作できる時代。
しかし、接骨院は骨折脱臼整復固定なんかこの先
いくらITが進化しようが基本的に人間がする。
ギプス素材や治療機器の道具は進化して、便利になるけど、人間が使う。
介護の仕事も人らしくあたたかみある介護は心遣いが必要なので、
やはり人間しかできない。
コロナで改めて分かった事は接骨院は【人の心と接する仕事】だと。
3.◆私の勘違い◆
コロナで影響が少ない院が全国でもあり私の会社でも同じ現象が起きてわかったことがある。
◆コロナで瀕死になっている個人院
◆コロナでもまだまだ盤石な接骨院グループ ◆コロナが引き金で最終的に180院倒産した接骨院グループ
最初は業態や院の特異性、地域性があると思ったけど、
これだけ続くとそれだけではない事が見えてきた。
4.落ち込んでいない箱には共通点がある
箱ものとは、
接骨院やエステ、マッサージ院、デイサービス、ジム、パーソナルスペースなど来所してサービスを受け箱がある形態。
私の院も急性外傷も多く、骨折や動けない痛みの方が多くきて、 【必要至急】だから一定の減少だけで止まるものだと思っていた。
さらに介護でもさほど影響も受けず、逆に人手が足らずに回しているくらいです。
現に外傷に強い方針を打ち出している当協会の会員先生は影響を受けてない院も多かった。
しかし、全国では、
▪️同じ介護でも大打撃受けてる会社がある。
▪️外傷を全くしない院でも落ち込んでないところもある
▪️グループ院が軒並み苦しんでいても影響ないグループ院もある。
ん?
なぜ、外傷もしない整体中心の院でも落ち込みがないのか?
なぜ、同じ介護をしているのに落ち込みが激しいのか?
東京でも全く落ちないと院と地方でも9割落ち込んでいる院があるのか?
言いたいことは、外傷をメインにしているから必要なので来るとか、
外傷を全くしなくてリラクゼーション的な予防は不要不急だから来ない
という単純な事ではない。
同じデイサービス介護でも、来るところと来てないところがある。
5.来ているところの共通点
それは
患者様、ご利用者さまにいかに信頼関係を深く築き上げている院であるか?
これが答えです。
信頼関係があれば、
たとえコロナのリスクがあろうとも、信頼関係が強固なら、治療も計画通り来るようにと言われれば、先生の言うことを聞いて通院します。
もちろん、完璧な感染対策している事を前提です。
信頼しているからこそ、コロナの感染リスクよりも先生の信頼と優先順位が勝ちます。
国は医療施設として、自粛要請対象外の施設であり、接骨院は医療の一翼を担う指定もい受けています。
患者様は】先生もしっかり対策されているし、自分も気を付けていけばいい
としっかり理解もしてくれると思います。
なにより、先生が好きだからと思います。
院に行く理由は人それぞれ違います。
通院すれば健康になり、心穏やかでいれればその方にとっては人生のオアシスであり必要不可欠です。
私も接骨院は外傷をしないのは悪であると一切言っていない。
現に私自身も、脊椎治療も得意であり、足外来の自費専門もパーソナルトレーニングも行います。エステサロンもデイサービスも障がい者ホームも子供の学習塾も柔整師ですが運営しています。
接骨院の看板を挙げるなら、ケガをみますよーっていう看板なので、ケガをみる治療もできないと患者様に対しても、業界に対しても、国に対しても嘘をつくことになる。
何より、柔道整復師の免許と自分自身に嘘をつくことになる。
そんな話はもう、十分なくらい議論してきたので、今さら外傷は・・・とかいう人はどうでもいいです(笑)
何回も言うように、
大切なことは外傷みるとかではなく、患者様に深い信頼ある繋がりのある施術をしたほうが今後も生き残ります。
それは、どんな手段でもいい。
たとえば、こんな院もありました。
治療後はは必ず、治療後の様態確認のため短時間の確認電話を毎回いれ、次の日にも感謝の手書き手紙が届く。
これを新患すべて行っているという。
私のところは、
5年間毎月継続して手作りの院内新聞をスタッフが作り、各介護事業所・地域の回覧板に手渡しで行っています。
当事業所もコロナで来れない方には電話で声を聴いて確認。私は先週一日7件訪問でご自宅に伺い、確認してきました。
外傷をしているから来るとか関係ないです。どんな業態でも患者様に信頼されて来ていただく取り組みを普段からするということです。
普段何もしていない院が、コロナであわてて電話したり、暇だから患者様にコンタクトを過度に取るのは逆に違和感を感じ、反感もかいます。
ということは、生き残っている院は、外傷・りらく・介護・訪問・自費関係なく普段から患者様に信頼される行動や活動をしているのかが正直に出ただけだと思う。
もし、落ち込みが激しい院・半年間このまま続くと危ない院は今からでも本当の信頼関係を築き上げるためにはどうしたらいいのか考える時期です。
でも、答えは出ていますが・・・
協会の先生には散々私も行っている事です。だから、協会会員の先生はこの時期にどんどんいい人を雇用して、どんどん仕掛けています。
なぜなら、○○を持っているので、影響を受けていないから。
○○ってなに?
もったいつけないです、教えます。
【本質】です。
小手先の技術や見せ方ではなく、本当に磨き上げた本物のスキルと揺るぎない自信と正しいことをしている事。
患者様の院に来る来院数は、先生の心の余裕の大きさと比例する。
先生が焦っていたり、余裕ない態度や、余裕のない院経営、スタッフ教育をしているとその分しか来院しません。
すべてに余裕を持つことは人を安心させて、人をひきつけます。
男と一緒。女性は余裕のある男に惹かれる。
ガツガツした男や、薄っぺらい男、すぐに感情的になる男にいい女性はつかないと一緒・・・ではなか(笑) イケメンならすべてokは悔しい(笑)
ということで、私が言いたいことは・・
まとめ
1.落ち込んでいない院は外傷院・りらく院・矯正院関係なしに患者様としっかりした信頼関係あるのと、フォローの仕組みがある院が生き残っている。
2.信頼されるためには本質が絶対必要!!
3.今からてでも今後同じようなことが人類で起きても焦らないように本物のスキルを身に着けておく環境に自分を置く
本物の柔整師の集まり・・一般社団法人日本柔整外傷協会 https://www.jjta.jp/
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