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20代にやるべき第二章

ありがとうございます、30スキ行きました💦続き書きたいと思います。 


20代最後の年の衝撃な出会い

バリバリ西洋医学どっぷりで、病院を10年間勤め、いよいよ開業・・・と思っていた時に再び学びの道へ・・・・スタート



その衝撃は本物のカイロプラクテックの出会いというか、米国のカイロ大学とシャーマン大学の2校卒業され、米国で臨床経験を積んで帰国した冨金原DCとの出会いでした。



当時の私は西洋医学バリバリ信者であり、医療は化学であり、外傷は物理学と思いすべてのことについて納得の説明ができなければならないのが医療と思った。


外傷においてはみつくして、数年くらい病院外来でも外傷疾患については新しい発見もなく後輩に教える日々で、どんなことでも対応できると自信満々でした。

 

でもそれは、病院業務においての話です。


しかし、今振り返ると、あの時には一般的な腰痛・肩こり・骨盤・むち打ちなどの脊椎治療において何も手技も理論も持ち合わせていなかったです。


【病院出身柔整あるある】で病院リハビリでは脊椎の手技はほぼやらないし、知らなかった。まず、脊椎のマッサージ・リリース・矯正というのを一回もやったことなかったです。

 

腰痛は牽引や物療を当てて、運動指導していけばいいと・・整形外科医師の考えそのままです。 


しかし、柔整師は医師の真似事をするのではなく、接骨院をします。


▪画像見て鑑別診断して、自院で見られなかったら病院紹介へ・・・

▪疾患に対して薬を処方して終わり・・・

▪物理療法のリハビリに流して終わり・・・ではなく、 


これは社会的信用のある医師・医学の最高峰を収めた医師であり、完全に保険が効く日本で免許の優遇が唯一ある医師だからできる事です。

柔整師は療養費の制限もあり、社会的地位も認知度も低く、実際にその場で薬も使わずに痛みをり、効果を実感してもらわないと次がない小さな院をします。


そうです、当時の私は鑑別ができても脊椎の手技が全くできない柔整師でした。


病院で取得した四肢の機能訓練・評価も完璧に出来ます。しかし、脊椎に関しての手技アプローチがない。病院外来においても脊椎疾患は半数以上占めており、接骨院でも脊椎を制しないと成り立ちません。 


まず初めに一年生からクラスの同期で、私が病院へ招き入れ就職して6年一緒に学んだ同期の仲間が、長年頚椎症で悩んでいていた時に冨金原先生を紹介され、頸椎のデモンストレーション手技を受けました。


一瞬で長年の痛みがピタリと3日間だけとれたと。


今度はしっかり治療したらもっと痛みが取れるのかと考え、自費で治療を行ってもらったら・・痛みがすべて消えた・・・その不思議さに興味がわいたとのこと・・・。


私も米国認定のDCの手技は受けたことなく、見た時にすぐに本物とわかりました。 


本物のカイロはただのバキバキもしないし、大学までカリキュラムがあるカイロプラクテック理論にそって安全に再現性ある治療だとわかった。

 

しかし、なぜ一瞬で良くなったのか、解剖学的にもわからない・・しかし、人の体は理屈だけじゃ治せない。

 

うんちくは人並み以上にあっても実際に治せる実務がないと全く相手にされない厳しい業界。 


私はもうこの手技なくして開業はありえないと思い、思い切って病院を辞めました。


実はもう開業に向けて土地も契約して、建物の設計・設備の手配もして、融資も得られていましたが・・・もう一度0からやり直すために神戸市へ行き、開業は一旦白紙に戻した。


勿論、契約違反となり、土地や発注違約金総額120万円支払いました。。。。しかし、自分で決めたことと、そのスキルを学ぶことへの強い信念は変わりません。


おかけで、引っ越し代を削るために親戚に業務用の3トントラックを借りて、父と二人で引っ越ししたのもいい思い出です。


その神戸の院は全国でも5本の指に入る繁栄院でマックス一日一院375人来る院です。しかも9割は脊椎治療です。


そこからプライドをズタズタに切り裂かれ、延びていた鼻を何回もおられ、心も折れそうなくらいの日々が待っていたとは・・・・


病院10年勤め、鑑別・問診・徒手テスト・解剖学・基礎疾患学・四肢リハビリ・・・患者様の扱いは完璧でもここに入社したら新人扱いです。


2年目の柔整学生には・・・

【先生、今から脊椎のマッサージ習うんですかー、大変ですねー】

【でも、僕が時間のある時教えますよ】

私)・・・・はい、お願いします。

先にアルバイトで入っていた柔整学生にもこの扱いです。


スタッフ休憩室でも椅子の数が少なく、先に入職した若い受付さんが座って煙草を吸い、後から入職した有資格者の先生が立って飲み物を飲んだり、本を読んだりしています。 


私の病院では考えられない・・つかの間の休憩で疲れている施術者が立っているのに、普段業務で座っている受付さんが休憩室でも座って煙草を吸ってリラックスしている・・・衝撃でしたが新人の実績もない私は受け入れるしかないです。


私も休憩中に座って煙草を吸っている受付さんを横に立ってご飯を食べたこともあります。


先に入職していた友人に聞きました・・・

どうゆう事?なんで学生や若い子が座っていて、ベテランの先生が立って勉強してるの???


【大榎、これはここのルールだし、前の病院とは違う。これが現実だよ】


風習を改革するには、発言力がいる。発言力はこの院でいかに実績をつけて、影響を与える人にならないと、一新人が行っても誰も聞かないし、説得力がない。


ここでは完全指名制で、指名数が多い=仕事が出来る先生=トップになる  とわかりやすかったです。


だから、1年目の若い柔整師でも実力・人気があれば指名数は上がり、トップとなるし、15年いても指名数が上がらないと肩身が狭いまま。


ここでは、私の今までの肩書も何にも通用しない本当の実力の世界でありシビアな環境です。


ここでのチャレンジは本当に刺激的で、0というか、学生にも同情されてるくらいのスタートでマイナスからリスタート。上等だよ!!と燃えましたね。


たとえ、脊椎のマッサージ・矯正が出来なくとも医学的なBase、患者様の対応力、ロジックな説明はだれよりも自信があったので、手技だけ覚えれば絶対にトップになれる確信もありました。


毎日1時間居残り、手技取得に明け暮れました。時には手先が器用な学生に頭を下げて教えてもらいました。


 知らない事を教えてもらうのにプライドなんかいらない


自分の知らない事は教えてくださいと頭を下げる事は大切であり、そこ出来ないとすべて自分で調べ・考えて・正解もわからないまま遠回りするし、時間もかかる事が分かった。


だったら、教えてくださいと言ったほうが効率的。プライドなんて邪魔なだけ。だから40代でも自分のわからない事はお願いして聞くことを続けている。


毎日がむしゃらに走り、教えを乞うて、繰り返し実技を反復練習し、出来たことを治療に実践していく事を繰り返していくと、どんどん指名がうなぎ上りに伸びて、指名をされるには何が大切なのかのコツをがっちり掴んだ。


人は、手技がうまいだけでは人に信頼されない


実際に手技が私より格段にうまい学生や器用な若者がいたが、指名数は伸びてない。


大切なことは総合力


この総合力には、医学的なスキル、専門的な医学知識、治せる手技、鑑別力、説明力、人心把握術、治療時間管理能力、コミュニケーション力、外見の清潔さや先生の品格・・・


それ以外にも人間としての魅力ある【人間力】が必要です。


いくら手先が器用で素早い矯正が出来ても、その効果を納得説明できるプレゼン能力がない、医学知識もなければ、ただのポキポキ曲芸師


医学的な説明がつかない自分だけの理論を押し付けて自分本位の治療をしてお金をもらうのは詐欺師


私は10年病院で培った王道の医療というベースに、足りなかった手で治す脊椎手技療法をくっつける事により、ようやく自分の理想の治療法を確立して、【絶対できる】と確信の元、後は実績をつくるだけ。

ある日、成功への糸が見えた【見えた!!隙の糸】


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Thomsonベッドは12台あり、フル稼働。私も2年目にはベテラン先生もいる中25人中トップの指名ををいただき、一人で一日60人施術し、月に1000人以上施術を毎月しました。

そこでは、冨金原先生の米国パーマ大学直の授業をしていただき、もちろん教科書は英語です。仲間と英訳をしながら必死に業務の合間勉強して、毎週冨金原先生のもとへ足を運び教えをうけました。


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3年6か月納得できる脊椎手技を身に着けました。ベテラン20年・10年と25名以上いるスタッフのなかで、毎月トップ5名が指名数優秀者としてFaxで発表されます。

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そこで、3か月連続トップを取ったらやめようと思い、5か月連続トップをとり指名トップ数を守り続けて一区切りです。 


プライドもズタズタ、鼻もへし折られた神戸でしたが、ここでまたひと回り自分が成長できた時期でした。


一度極めた環境から全く違う環境へ移り、0からのスタートはしんどいけど得るものが大きい。  


病院だけの知識と技術なら私はやりたいことが半分しか達成なしなかったと思います。


物事の本質は両極面からみて判断することの大切さを学んだ。


病院時代はカイロ全否定派だったけど、学んでない事を否定する発言は絶対してはダメだし、知らない事は否定でなく最低でも黙っておく事。


病院の良さと弱点 カイロ手技の良さ弱点 介護の良さと弱点 医師と勤務する良さ 看護師と付き合う良さと気を付ける事(笑)・・・


自分が実際に極めたことや結果を出したことだけについて発言できる権利がある!!

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▪外傷をしたことない人やかじっただけの先生が【外傷っていらないよね】は寝言

▪カイロを勉強したことない先生が【カイロは危ないよねー】はかっこ悪い代表

▪病院勤務未経験者の先生が【病院の治療ってただ診るだけでしょ、何もしないよね】は知識の浅さを吐露してる。

▪介護の現場を知らない人が【介護って儲かるならしよかなー】って白衣を着たらダメな人間の発想 

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だから私は、自分の目で確かめて、結果を出してきた事しか物事を言わないと決めている。 


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知らない事を知っているかのように言うのはダサいし、さらに知らない事を批判する人は死んだほうがいいと思うくらいかっこ悪いと思う。


そこで若い時に学んだ教訓を若い方に伝えます。


今院・会社に勤務している先生へ・・


お世話になった院には実績を作り貢献してから両方納得する形で退職するのがいい。 


戦力にならないときに雇用してもらい、ようやく覚えた時に、【はい、ありがとう、さようなら】・・は自分本位。 


神戸で私も2年目からはずっとトップで結果を出し続けていたけど、後進の指導や院長への感謝の形として最後まで全力で勤めあげました。 


だから神戸勤務時代から18年経過しても毎年、冨金原先生の忘年会に呼ばれて出席します。昨年も元気なお顔を拝見して、昔話に花が咲きました。感謝です。 



やめ方は大事


▪20代の時にお世話になった院長と会えない人は、自分が開業し、人を雇用した時は同じようなことをされます。


ブーメランの法則、たらいの法則、因果応報・・・自分がしたことは、将来自分にそのまま帰ってきます。 

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会社といつももめて辞める人、

人を裏切る人、

恩師に義理を返せない人、

出来ない上の人を馬鹿にする人、


これ絶対してはダメ。将来自分が雇用した時に同じように遭遇します。ブーメランの法則。


逆に人にやさしく、道理を説いて、正しい事、自分の利益第一にしない事をしていくと、結局自分に戻ってきます。


私は学生からほぼセミナー代金は頂かない、学校のセミナーは無料、地域の講演活動も無料、子供に対しても自費分であるテーピングもトレーニングも無料です。 


若い時は経済力はないのは当然。でも学びに対してやる気はしっかりと受け止めて支援したい。 


だから学生はいつでも見学OKで受け入れセミナーも講義も無料です


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これは、私が学生の時、そうだったから。学生の時に学びたいけどセミナー代金が高いからある講師に相談しました。


そしたら、【出世払いでもいいから、50円でいいよ】と。5万円が50円??形だけ支払う形式で、将来こんな大人になろうと。


だから私は学生からはほぼセミナー代金もいただかないし私のリアルセミナーはだいたい90%引きとか学生料金がついています。


またまた脱線しましたが・・・💦


若いからと言って、礼儀や義理は絶対忘れてはいけない・・・というか若い時はそれがしっかりできたらいいと思う。



将来自分が成長してから恩を返したらいい。20代の時は心から感謝を伝えるだけで、一流の経営者や治療家はそれだけで十分わかってくれます。

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まとめ 開業するまでの20代でやるべきこと


1.雇用してもらった院長には義理と礼儀を尽くして貢献してからやめる
2.自分が極めてない事や知らない事の否定はダメ。言いたいなら極めてから
3.人に泥掛ける事はしない、同じように因果応報となる
4.自分が納得する手技・治療体系を確立してから独立したほうが強い
5.環境を変えた再スタートはさらに自力がつくのでチャレンジすべし
6.治療手技だけではなく患者様の心をつかむコツを掴まないと運営は厳しい


もちろんこれだけですべて成功することはない。


そこにマーケティング戦力・集客ノウハウ・ネットの知識・コピーライティングスキル・経営管理ノウハウ・人材育成システム・評価スキル構築・・・と医療以外にも経営者として勉強も必要です。


でもまずは、ベースとなる自分の将来の仕事のスキルをとことこ追い求めて、揺るぎない自信を手に入れ、信じる道を進むこと。


20代、全力で走ってみるのもいいですね。いつでも相談にのります。私は若者の大好きで、味方です。もちろん出世払いでいいです(笑)


そんな心が広く、成功している先生の集まりは絶対繋げておいたほうがいい⇩⇩

https://www.jjta.jp/

私が自信をもって若者を応援できる協会であり、日本最高の先生の集まりです。本気の仲間しかつくらない。相談もまってますよ!(^^)!

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大榎良則
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