都々逸によせるメモ4
募集要項
今回のどどいつ
色水にした朝顔もまた
確かに今朝を生きていた
お題:夏のさよなら
作者、佐竹紫円(さたけしえん)さま
おはようよねちゃんのメモ
きれいな朝顔の色水。夏の色。子どもの頃に遊んだかな? 記憶も遠く薄れましたけれども。きれいな色水で楽しませてくれているこの朝顔も、朝には確かにその命を生きていた、という再発見。私達は命をいただいて生きているのですよね。そういえば、サラダのきゅうりも、お茶の葉っぱも、色水にした朝顔も、何も言わないけれども私達の生活を支えてくれています。本当にありがたいですね。確かに今朝を生きていた。確かに、とかみしめる作者の心の思いやり。朝顔の花のように、美しさと儚さと優しさが染みる、素晴らしいどどいつです。
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