参加応募させてください。秋
参加応募させてください。
窓辺には秋しおりには夏の恋最後のページさよならを繰る
私は失恋をしたことがありません。なぜならば、主人が大好きだからです。
という前書きを置いて、今回の作品をつくった経緯を書き留めます。
これは、『本と珈琲。窓辺には秋。おはよう。』の一行の詩と、天国へ行ってしまった友人を思い出して、つくりました。
友人とは高校の同級生でした。本が大好きな友人でした。文化祭でつくってもらったしおりは葉脈のきれいなしおりでした。大切な友人でした。どうしてさよならも言えずに、友人は天国へ行き、私は地上にとりのこされたのかな? と、泣きました。でも、友人には友人の天国での修業があると思い直して、生きている今日この頃です。
叶うなら、一言伝えたいです。
『ありがとう、さよなら』
さよならは、ネガティブな言葉ではなくて。左様なら、つまり、あなたがそういう事情なら、私はあなたのことを大切に思うから、お別れいたしましょう。あなたの幸せを願います。心から。
大切な友人へ、読書の秋によせて。
(400文字)
(参考)
ありがとうございました。
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