間を さ迷う

今、書きたいことは特にないような気がする。雨が降るらしいということと、コーヒー飲みたいということである。

ダメだなぁと自分を否定する心の声に続いて、大丈夫、生きてるだけで花まるさ、という心の声が聞こえた気がした。

ダメなところは、なんとなく、今やりたいことが何も思い浮かばなくて、ボケェとしている所である。

花まるなところは、もっと高い所から観音様が観ているような感じの、花まるである。

ダメだなと花まるのせめぎあう午後。昼と夕方の間。雨の降りそうな曇り空。

コレっという確定されたものの見当たらない、もやもやな、足が宙に浮いているような時間である。

これはこれで、楽しいような。いや、不安は強いのであるが、こう、プールの水の中でユラユラと足のつかない立ち泳ぎでもしているような感覚と言おうか。

どこへ向かって進むでもなく、今というものもボンヤリで、心の意志はうろうろとさ迷っているような、感じである。

悩みというほどの深刻な悩みも、有頂天になるほどの幸福感も、ここにはなくて、物足りないようでいて、心が多少散らかっているような心持ちである。

そして、何となく、もやもやとしたまま、この文章を終わろうと思う。

この、間をさ迷うような時間は、しばらく続くのであろうか。

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