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歴史的なイラン Part5

◇イラン国内の旅程◇
・2019/8/24~8/26  シーラーズ 
・2019/8/27~8/29 イスファハーン 
・2019/8/30~8/31 テヘラン→今回はここを紹介

イスファハーンからバスでテヘランへ移動しました。テヘランは今回の旅の最終目的地大。

テヘランはイランの首都。街は大都市で、今まで訪れたシーラーズやイスファハーンのようなゆったりした雰囲気はなく混沌としていました。

大都市は東京のようにクールな人が多いと思っていましたが、街中、電車の中など至る所でほぼどこかで声をかけられました。イランの人々は人と話すのが大好きで、愛嬌たっぷりな人が多いですね。日本人だと言うと大喜びで、サッカーの話が特に好きでしたね。カズは誰にでも通じましたね。さすがです、、キングカズ様🙇🙇

テヘランの魅力的な箇所一覧

① 旧アメリカ大使館

② イラン国立博物館

③  アザディ タワー

①映画アルゴの舞台 旧アメリカ大使館

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映画の「アルゴ」を見たことがありますか。私はこの映画の影響もあって「イラン」という国がどういう国なのか。と興味をもったきっかけでした。

映画の内容はイランで実際に起こったアメリカ大使館人質事件の救出作戦を描くサスペンスドラマ。イラン革命が激化する中過激派の人たちがテヘランのアメリカ大使館を占領。そんな状況の中、6人のアメリカ人が自力で脱出し、カナダ大使館の家に身をひそめていました。6人の脱出を助けるためCIAの人質救出専門家が「アルゴ」という架空のSF映画を企画し、6人を撮影のスタッフに偽装して出国させる。という内容です。とてもハラハラします!

実際にあった歴史的出来事なのですが、旧アメリカ大使館は映画で見た映像そのものでした。このアメリカ大使館の場所にすごい人が集まり大使館を占領したのかと思うとゾクゾクしました。大使館周辺の壁画にはアメリカ国旗と自由の女神(ドクロの顔)の絵が描かれており、歴史的な対立の跡が垣間見れました。

私はこの映画をきっかけにイランの事を調べるようになりました。検索すると「世界遺産に登録された」場所が沢山あることを知りました。世界遺産に興味があった私はイランを訪れてみたくなりました。また周りには誰もイランを訪れた人がいなかったこともあってさらに興味がもてました。

もしイラン旅行を検討している人にはぜひ映画も見てこの場所を訪れてほしいです。(旅行行かなくてもアルゴはおススメです!)


② 国宝級とミイラ! イラン国立博物館

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イラン国内の最古・最大の歴史博物館です。紀元前6,000年前から近代までに歴史的重要な資料が展示されています。中でも世界遺産にも登録されたペルセポリスの牝牛の柱頭や階段レリーフもあり見どころ豊富です。

私たちはペルセポリスへ行ってからここを訪れました。

現地で実際に観た姿・形を思い出しながらまわりました。

実際にあったであろう姿が絵(イメージ写真)で表現されていて、ペルセポリスを訪れていた時に想像していたイメージより正確に認識できたのが良かったです。

そんな中、私の旦那様が一番楽しみにしていたのはこれです。

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その名も「SALT MAN」! 塩抗で発見された塩漬けのミイラ。保存状態が素晴らしいらしい。身に着けていたアクセサリーやブーツも展示されていました。

彼がミイラを好きだったとは!彼の知らない一面も発見できました😚笑

ペルセポリスの遺跡の保存状態のよいものが展示されているのと、より当時の事が分かるような展示であり、さらにミイラ好きの人には楽しい!?場所となりました。1時間から2時間あればさっくと回れる博物館でした。

③  テヘランのランドマークタワー アザディ タワー

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アサディ広場にそびえる逆Y字の形をしたユニークなタワーがアサディタワーです。

高さ45メートルでテヘランのランドマークタワーです。

1,971年イラン建国2,500年の記念して建設されたそうです。展望台になっていました。

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写真の奥に見えるのがテヘランの市内の様子です。テヘランの中でもこの建物が高いことが分かりました。

タワーを囲んで芝生があって、テヘランの市民の方が休憩していました。ここはエッフェル塔や東京タワーのようなものなのでしょうか。座っているとアイスを売りに少年がやってきましたが、どう考えても溶けていそうだったので断りました。

※番外編① 紳士な男性との出会い

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旅行は行くまでが本当に楽しみなタイプです。

まだかまだかとスケジュール帳で日付を確認しちゃうタイプなんですけど😅

いざ旅行が始まるとすぐに日にちが経ってしまいます。

今回もあっという間に最終日となりました。

ホテルから空港へ向かいます。

帰りも行きと同様の電車でテヘラン市内から空港へ向かう予定でした。

駅にはペルセポリスの牝牛の壁画がありました。あーこれでイランとも一旦お別れか😭と感慨深く電車にむかいました。

イランでは、駅のホーム、電車の中ではめちゃ話しかけられます。そして何故かアイドル級に写真を求められます。笑

下の写真みたいに。

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そしてなぜか、女子が私とのみ写真を撮りたがります。

旦那さまは一度も写真撮りたいと求められてませんでした🤣

宗教的に家族以外の異性と写真撮ってはいけないのでしょうか?!

そんな中、空港へ行く電車に乗り換えを待っていたのですが、待てど暮らせど来ません😭

そんな時に、サングラスかけたスマートな男性から声をかけられました。

空港へ行きたいけど電車が来ないんだ。と言うとタクシーのが早いよ!と教えてくれて、タクシー乗り場こっちだよ!と教えてくれました。

タクシーか、、実は最終日だったこともありイランの通貨を沢山持ち合わせていませんでした🤣

とりあえず待っていてもどうにもならないと思って、紳士についていくと、乗合いで行けるように周囲の人に話して交渉してくれてます。なんて優しいのか😭😭

更には自分は怪しいものでないよ!と言いたいのか身分証をみせてくれました。すると、とある航空会社のエンジニアの人で、彼は空港へお仕事へ行く途中だったようです。

その紳士な男性と我々二人と乗合いに同調してくれた男性の四人で人生初の乗合いタクシーに同乗。

タクシー乗る前、紳士にイラン通貨がないことを話したら、そのお金で大丈夫!と言ってくれて安心して乗合いタクシーにも乗ることができました。

無事に?!空港へ着いて、紳士に我々のイラン通貨を渡そうとすると、要らないよ!そのお金でイランのお土産買ってね。と言われました😭😭

なんて太っ腹で優しすぎる行為😭😭私も旦那さんもあまりにスマートすぎてびっくり。

動揺してしまった私は、持っていた梅の飴ちゃんを彼に「食べてね!」と渡して丁寧にお礼を伝えてお別れしました。別れる際も紳士はカッコいいサングラスをかけて去っていきました。カッコ良かった🤣🤣

彼が去った後で、旦那さんにはなんで梅の飴!?と突っ込まれました。確かに!イラン人に梅の飴はハードル高かったかも!?あ~もっといいモノ渡せばよかった😭

最後の最後にイランの方に優しくされて、本当に感動してテヘランを去ることに、、なるはずでした。

※番外編② ビジネスクラスにアップグレード

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スマートな紳士に会えて感動に浸っていると更に嬉しい事がおきました。

なんとテヘランからドーハまでビジネスクラスにアップグレード⤴️してくれるとのこと😊人生初のビジネスクラスにワクワクしていました。

と、、心高ぶって飛行機を待っていました。

我々は夜出発予定だったのですが、機材故障の為、なんと明日の早朝まで飛行機がこないことが判明!!

イラン人たちが一斉に航空会社(カタール航空)のスタッフへ詰め寄って大騒ぎ。

我々も乗り継ぎが次の日の午前中だったので、どうなるのか聞きたいけれどこの状況だと、どうする事も出来なかったです。

そして、カタール航空の人がレストランで好きなものを食べてくれ(多分そう言っていたと思う)という案内で、皆ぞろぞろ移動してレストランへ。

晩御飯を食べてから飛行機がくるまで一晩飛行場で過ごしました。

不安なのと、いつ飛行機が着て呼び出されるかも分からないこともあり熟睡ができず早朝を迎えました。

初めてのビジネスクラスを堪能するつもりでいましたが、簡単には楽しめないですね。

乗り継ぎの不安と寝不足で、シャンパン1杯でクラクラになりました。

更には、イスラムの規定でアルコールを一週間飲んでいなかったので、久しぶりのアルコールは身体にしみわたりました!笑

本当は白ワインに赤ワイン、ビールと飲んだくれるつもりでしたが、残念でした。

ちなみに離陸した瞬間に隣の女子はスカーフを脱いでいました。私も真似をして脱ぐとやっと解放された気持ちになりました。

ドーハに到着すると、乗り継ぎギリギリ時間でした。

「羽田へ行く人」のプレートを持った係員が立っていたので声をかけると、チケットを渡された。日付は明日の日付。

あーやはり飛行機が間に合わなかった。カタール航空からホテルを用意されて、今晩はそのホテルに泊まって明日に出発となりました。

これが「ドーハーの悲劇(再来)」か。と旦那さまと話す。カタール航空とは縁深い関係です。

ちなみにドーハーで泊まったホテルがめちゃ良くて、この旅一番の高級ホテルでした!笑

食べ放題でルームサービスも注文し放題!だけどお腹には限界があったので、二人ともお腹パンパンになるまで食べて寝ての1日を過ごしました。

そんなこんなで次の日を迎え、無事に日本へ戻ってくることができました。あーよかった。

◆まとめ・イランの魅力

イランという国を訪れて思った事は、ネットやニュースで見る情報からイメージする国とは全然違った!ということです。

イランには沢山の歴史的な場所や建築物があり、国内移動手段が安価で様々な地域を巡れて、人々はとても親切で愛嬌がよく、会う人会う人話しかけてくれて、困っていると助けてくれました。

帰国時にトラブルもありましたが、イランという国が好きになって帰国できました。

イランで親切にしてくれた皆さん、本当にありがとうございました。

またイランを訪れる日を夢みて😆😆

早くコロナウィルスが収束して、すべての人が心も身体も健康を取り戻して、旅行ラバーな人々が安心して海外旅行へいけますように🤗




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