こういうふうになってくらしたい
私はちいかわ好きなんですけど、
ちいかわ好きな人っていろんな人がいるのに
なんか偏見を持った目で見られそうで、
あんまり言いたくない感じもする。
ある時から、ちいかわに関連して
キュートアグレッションという言葉が聞かれるようになって
やめろ!そういうのじゃない!と思ってた。
かわいいものをいじめたくなる、ということを
明るい場所でそんなポップに嬉しそうに言ってはいけない。
赤ちゃんとか子猫とか、そういうかわいい命を前にして
握りつぶしたいなんて思ってしまうヤツは危ないよ。
そうじゃないなら黙っててほしい。
キュートアグレッションは多分思ってるようなものと違うよ。
そういう気持ちになってしまって、嫌だなと思ってた。
ナガノ先生って普通に性格悪いほうだと思う。
それを隠してないところが、ハードボイルドだし、
ちいかわを生み出せる所以という感じがして、なんかいい。
そもそも最初のはじまりは
「こういうふうになってくらしたい」だったはずで、
なりたいちいさくてかわいいやつらを窮地に立たせるって
ナガノ先生はどういうつもりなんだろう…
理不尽に振り回されて泣くことしかできなくても
フエラムネが湧いたりマンボウで移動できる世界がいい、ってこと?
ナガノ先生のエッセイ本とかないのかな。
漫画ではなくて、文章で読んでみたい。
急に話変わるけど、粗品のYouTube動画にミキ亜生が出て
「お前のファン痛いど~?」と言っていて爆笑した。
お前らは粗品とちゃう!という言葉、あまりにも核心を突きすぎて怖い。
私たちは粗品でも亜生でもナガノ先生でもない。
これを深く肝に銘じないといけないと思った。
ちいかわが泣いてて可愛いのは、
子どもがアイスとか落としちゃったときに
この世の終わりというくらい泣いてて笑っちゃうのと同じだと思ってる。
別にその醜態を笑ってるわけではない。
大丈夫なんだよ、また買えるんだよ、取り返しがつくことなんだよって
教えてあげたほうが絶対にいい。
だけどそれがまだ分からなくて、本気で悲しんでる、
その純粋な気持ちが可愛すぎる。抱きしめてあげるべきだと思う。
私たちだって、大事な日に寝坊したらこの世の終わりみたいになる。
その瞬間の私たちって多分赤ちゃんだし、ちいかわだから、
私たちは潜在的にかわいい。抱きしめられて然るべきではないですか。
間違っても、魔女に追い掛け回されたり、
だから何だってんだよと詰められたりするべきじゃないのに…
でも笑っちゃう。性格悪いよ。
ナガノ先生、エッセイ本出してください。
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