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さっき見た夢

弟と横並びに座って課題をやっている。
私は大学生で、弟は多分高校生。
お互い2日後までの課題に追われてて、
隣の部屋で寝る父の迷惑にならないように静かにしないと。
からの集中したいから音楽聴きたいけどプレイヤーがない。
みたいな話で再生機器を探していた。
途中でPCにCD入れたのでいいじゃんて気づいた。

私が部屋でゴソゴソやっていたら、
突然パン!とすさまじい音がした。
なんだ?何かを平手打ちしたみたいな音だなと思って
よく耳を傾けたら、父と兄が言い争うような声が聞こえて
もう一度パン!と聞こえた。

あわてて兄の部屋に駆けつけたら、
父がふらふらと倒れて、兄が立ち尽くして睨みつけていた。
兄が殴ったことは明白だったが二人とも正気を失っている。
父が脳震盪でも起こしたかのように見えて
父に駆け寄ると、顔が赤くなっていて泣いていた。
それでもまだ言い争おうとするので、もうやめてと止めた。
父は一生後悔するぞ、とか、2億、とか言っていた。

弟が父を介抱していったのを見て呆然としていたら
少し頭が冷えたのか兄が止めに入ってくれて助かったと言った。
(そんなことを言う人ではなかった。最近の兄ならワンチャン言うかも)
私はヘラ…としながら「そんな、無我夢中だったから何も…父がやばいかと慌てて駆け寄ったけど兄も大丈夫だったの?」みたいなことを言った。
何があったの、と思わず聞いて、いや聞かなくていいやとすぐ訂正した。
兄は何も言わなかった。

父のところに行くと丁度弟と話し終わったところのようで、
こちらもすこし冷静さを取り戻したようだった。
私は聞く気なかったが、父は私にも兄のことを話した。
どうも過去の話らしいが、バイトをやっていた時に
何かよくないことに加担していたみたいな話っぽかった。
兄は過去に素行の悪い人たちとつるんでいたり
やんちゃしていた時期があったのでその頃のことではないかと思った。
2億と聞こえた件はよく分からなかった。

まずは先方に連絡を入れて謝罪をしなければ…
みたいなことを言いながら父が頭を抱えていた。
というあたりで目が覚めた。


かなりはっきりしていて現実のような夢だった。
珍しくほぼ一人称視点だったし。
時系列というか、年齢的なところはやや矛盾してた。

起きてから正夢になったらどうしようと思ったが
むしろあれはifの世界線というか、
よくないパターンのパラレルワールドを見たのではという気がした。

現実の兄は途中で不良たちとつるむのをやめて、高校も休みがちだったがなんとか卒業し、働きながら少しずつ真っ当になっていった。
でも不良とつるんだまま、高校も中退して変なバイトをやっていたらあの夢のようになっていたかもしれない。そうならなくてよかった。


ねこがないてる、朝だ



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