大日本ドケチ教という教え

僕の従祖伯叔父さんに吉本晴彦さんという方がおりまして、その方はケチでとても有名でした。元サントリー副会長の鳥井道夫さん、森下仁丹社長だった森下泰さんと共に「大阪の三ケチ」と呼ばれてました。

そんな吉本晴彦さんですが、その昔「大日本ドケチ教」となるものを創設しました。名前こそインパクトがあるんですが、内容は現代社会に生きる僕たちにとって大切なことが詰まっているのでご紹介。(どケチ革命~ムダ金使わず頭を使え~参照)

教義

「お金や物や価値あるすべてのものを大切にする心を養う」

【教典】一、ケチの目的を持つ

**    二、いっさいの見栄を捨てる **

**    三、生き金を使い、死に金を使わない **

**    四、他人に迷惑をかけない **

**    五、常にユーモアの精神を持つ **


【御経】勿体ない勿体ない勿体ない

そして吉本晴彦さんは補足として

私のいうケチとは、“価値あるもの”…お金、物、そして命、健康、時間、自由とか、労働の価値とか、心とか、愛とか、そういう価値ある全てのものを大切にすることなんです。とにかく価値あるものを大切にする。必要な時には、ケチって貯めたお金を綺麗に出す。

とも書かれています。大日本ドケチ教で大切なキーワードは「生き金」と「死に金」

そんなに欲しくないブランド物を買うとか、人によく思われたいから奢るとか、嫌われたくないから買うとか人の目を気にして、見栄を張って使うお金を「死に金」と呼び、逆に、人の目に流されず、自分が本当に必要だと思うものに使うお金が「生き金」です。

大日本ドケチ教の教えとは「死に金」をケチって、「生き金」にたくさん使おうという教えです。

大日本ドケチ教を通じて、どんな物でも大切にする心と、本質的な物の価値を見極める力をつけていきたい限り。

大日本ドケチ教をもっと知りたい方は吉本晴彦さんの本を買うか。お初天神裏参道にある隠れ家(大日本ドケチ教お初天神裏参道支部)で支部長の私めが、お待ちしております。

もったいないもったいないもったいない。

おしまい


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