EVOJAPAN2020の思い出
ということで2020年1月25〜26日に千葉・幕張メッセで開催されたEVOJAPANのメイントーナメント「ソウルキャリバー6」「サムライスピリッツ」そしてサイドトーナメントであり自分的に大本命の「ヴァンパイアセイヴァー」のシングルトーナメントに参加してきました。
EVOJAPANは本家EVOと同じように賞金がかかったメインタイトルと、コミュニティ主導のサイドトーナメントなど異なるゲーム(コミュニティ主導のイベント)が幕張メッセのフロアにひしめき合い、祭りのような高揚感に満ち溢れていました。私自身、子供が出来てから大規模な格闘ゲームの大会に参加するのは初めてだったので、とても充実感のある時間を過ごし心を潤すことが出来て嬉しかったです。幕張まで妻子が付いてきてくれたおかげもあり、幕張メッセ併設のホテルに前日入りも出来て一日中EVOJAPAN充しました。
1月23日
昼過ぎに妻子と共に海浜幕張へ。
一歳の娘が動き回るため少し広めの部屋を選びたいという妻の提案でホテルはニューオータニへ。実際ホテルに行くと屋根の付いた歩道橋がホテル二階からそのまま幕張メッセの会場に繋がっているため、雨の日は傘をささなくても会場に入れることに気づいた。めっちゃ便利。
その日の食事は海浜幕張駅のイオンモールの近くにあるスシローでe-sports寿司をキメる。子供が出来てからファミレスをよく利用するようになって以来色々と回転寿司のお店にも興味が湧いたんですが、スシロー最高でした。安い寿司屋に行くとネタに水っ気がなくて凹むんですが、スシローのマグロ系のネタはどれも及第点以上の味で価格以上のクオリティを提供してくれて大満足。
1月24日
メインタイトルの「サムライスピリッツ」が12:00から、「ソウルキャリバー6」が12:30からそれぞれ自分が参加するトーナメントのプールが始まるのですが、せっかくEVOJAPANに来たのだから同じセイヴァープレイヤーがメインタイトルに出るのを応援しようと思い、9:30にホテルを出て幕張メッセへ。
10:00から高田馬場ミカドで毎月行われてるヴァンパイアセイヴァーの大会主催者の一人えごさん(使用キャラはタリム)の応援をしてきた。初戦はアメリカ?のアスタロス使いとの勝負。えごさんは事前にアスタ対策をしてきたらしく、エアレイジ(以下AR略)で相手プレイヤーを誘って構えからの技の置きが良いタイミングで当たって勝利。さすがである。
その後自分のトーナメントが近づいたのでプールに移動。サムスピは初戦は不戦勝でしたが、キャリバーのトーナメントと時間が被り、二回戦目を棄権することを審判に伝える。
サムスピからキャリバーのプールへ向かうとキャリバー勢でナイトメア使いのはとむぎさんと合流。知り合いが同じプールにいて孤独感が和らいだ。初戦は不戦勝、二回戦目は幸か不幸か、フランスの強豪KAYANEの2Bと当たり0:2を付けられルーザーズへ。敗北後に2Bのぼったくりポイントをはとむぎさんがレクチャーしてくれた。ありがたい。。
そしてルーザーズでは韓国のティラ使いと当たることに。最初は相手のランカウンターを誘うために全体硬直が短い3KやB単発などでバクステする相手に44Aを置いた戦術が効果が出て1勝出来たんですが、二戦目は相手のティラがアクティブになり押されて3タテされる。三戦目は相手も不用意なランは避けて辛抱強くなってランカウンターを狙った戦術が対応され始めて結果1:2で敗れました。悔しさもありつつも、得意な戦術が対応されたと気づいたら戦うプランを変える習慣がないことにすぐ気付かされて課題を見つけられて頑張れるキッカケになったし納得な負け方だった。最後に韓国のプレイヤーと握手して俺のEVOJでのキャリバーは一旦終了。
対戦後に快くツーショットのお願いに答えてくれたKAYANEちゃん
夕方になって一旦ホテルに戻り妻子と共にホテルで夕飯のブュッフェへ。この時期のニューオータニではイチゴを使ったスイーツのメニューが充実してるようです。一番よかったメニューはサラダバーで選んだ野菜をスタッフの人がお好みのドレッシングを良い塩梅で仕上げてくれるのがとても美味しかった。
家族と食事して娘をお風呂に入れ終わったら、キャリバーのセミファイナル観戦をしに再び幕張メッセへ。すぐに会場に行けるホテル併設の有り難みを噛み締めた。
セミファイナルはメインステージの配信もされていて、特に印象的だったのが日本の強豪アズウェル使いミハラナオvsシンガポールのプロゲーマーでセルバンテス使いのshen chan。shen chanはアズウェル苦手を克服するためにスパーリング相手にミハラさんを選んでトレーニングを積んでた間柄ということもあり、とても興味深いカードだったのだが、意外にもshen chanが選んだキャラがティアになり会場がどよめき始めた。結末はshen chanがミハラナオを破り決勝トーナメントに進出。ミハラさんのアズウェルも華麗に踊りながら武器を生成しつつ立ち回るプレイスタイルがかっこよかった!
1月25日
この日はサイドトーナメントとして開催されるヴァンパイアセイヴァーのシングルトーナメントにプレイヤー兼撮影係として参加。以前参加した会場が池袋サンシャイン60のイベントスペースで、同人誌の即売会や鉱石などの即売会などをするフロアだったので会場だった。天井こそ狭いがコミュニティ主導のイベントらしい同人感が良い味が沁みた場所であった。今年は幕張メッセだけあって、会場の天井がとても高く、1フロアの面積も広いため会場の至る所でゲーム音やメイントーナメントの鳴り響くBGMなど賑やかな空気感がとても祭りらしくて巨大なゲームセンターにいるみたいでワクワクして楽しい。
自分のトーナメントは最後のブロックなのでそれまでひたすら撮影。DDvsきむの時のソウルフラッシュ相打ち→ルミナスを食らった時のDDさんのリアクションが最高だったし、きむさんが勝利した後津田沼勢と抱き合ってて団結感がエモい。ちょうどEVOJ一週間前に北習志野の対戦会に行った時に、津田沼界隈のプレイヤー同士の仲の良さに気づいたのでカメラを回しといて本当に良かった。
あとサプライズな事といえばフェリシア使いのみぃみちゃん(11歳)からバレンタインが近いということもあって友チョコ(今は義理チョコと言わない見たい)を貰って妻以外の女性にチョコ貰うの久々だったのでかなり嬉しかったです。
肝心の大会は初戦はフランスのオルバス使いdouble-U。相手オルバスの泡ハメ精度やAG精度、対空対として機能するジャンプ中Pの使用するポイント、中間距離での置き技など知りたいポイントを掴むために最初は様子見の動きをしたが、(フランスでモリガン使いが少ないのか)オルバスのジャンプ中Pをあまり使ってこないので、モリガンの登りジャンプ小Kがよく当りこれはイケそうだなと思い、飛び込みはAGして引き離しつつ無理せず立ち回って相手の苦手な空対空の登りジャンプ小Kを当てて固まった相手にダッシュ裏回って中Kチェーンで押し付けて1勝。
その後フミヲさんのデミトリ(いつもはフェリシアだったがキャラ替え?)。デモンの空振りにしっかり中Kで手堅く返すことだけを意識して挑んだおかげで序盤は想定どおりデモンに反撃することが出来て体力的に有利になった。その後AGを意識して深めのジャンプ大Pがちょいちょい当たり狙いとしては良かった。しかしオルバス戦よりも緊張が出てしまったのもあって、カオスの空振りに反撃を入れられず、逆にフミヲさんが飛びに対してしっかり遠距離中Kで対空してくることに対する対応に切り替えることが出来なくて体力ゲージ上では接戦ではあったが敗北。キャリバーの時と似た敗因なのをすぐ気づいてかなり悔しかった。
その後Q-BEE使いのレレさんに敗退。内容はよく覚えていない。
そんな感じで俺のEVOJでのトーナメントは終わってしまったんだが、気持ちを切り替えて決勝トーナメントの撮影をした。まのvs.bowの画面外の攻防がKENさんの実況とわんたーれんさんの煽りも相まってめちゃくちゃ面白かった。bowさんにカメラを向けたら良いリアクションをくれて最高でした。ありがとうございます。
決勝は岡山代表bowオルバスvs関東代表おけけびサスカッチの一騎打ち。当日はおけけびさんとbowさんが筐体越しで向き合ってる絵が欲しくて対戦は見れなかったが、1:2でおけけびサスカッチの勝利。
大会が終わってすぐにキャリバー6の決勝トーナメントをメインスクリーンの前列に行って観戦。アメリカ、シンガポール、日本、フランスと決勝トーナメントに残ったプレイヤーの国籍がバラバラなのが面白いし世界中でレベルが拮抗してるのがエモかった。
大会が終わるとキャリバーの最新情報として(期待・予感はしてたが)覇王丸の初お披露目映像を解禁。昔、AOUショーでカプコンブースに行って初めてカプエス2のティザーが公開されて覇王丸やアテナ、ユノのシルエットが公開された後に対戦動画が流れて中学時代の自分は興奮してその映像にクギ付けになった事を思い出して感慨深い気持ちになっている。
大会後に会場でshan chanと再び会うことがあったのでツーショットをお願いした!
DAY2夜19時過ぎになって人もだいぶ少なくなった。
大会での思い出はざっとこんな感じ。EVOJAPANは改めて子供のころに遊んだAOUショーに行った時の記憶が蘇ったり、アルカディアで読んだ闘劇の雰囲気もきっとこんな感じだったのかなと思いながら気持ちを潤すことが出来た二日間過ごした。
大学受験をキッカケに格ゲーやそこでの人間関係とも離れてしまったけど、EVOJに行って、その時置いてきた気持ちを30歳過ぎてやっと取り戻せた気がする。これもセイヴァーコミュニティやキャリバーとサムスピの新作が出たおかげだなと。。
最後にEVOJ2018の時にも作ったセイヴァー大会のエンドロールは、コミュニティの方からのリクエストで大会のダイジェストも加えた内容になった。最初は仕事も忙しくなってきたので前回と同じ感じで良いかなと思ってたけど、映像の記録が思いのほか取れ高(bowさんのリアクション最高でした)だったのと、JMDやAODのようなセイヴァーの大規模大会と違ってアーカイブになるものが少ないので、惰性でものつくりするのはそもそも良くないしダイジェスト映像は良いアイデアだなと思って急遽路線変更。
何より(セイヴァーに限らず)格闘ゲームに向き合ってきたプレイヤー、素敵な環境を提供してくれたEVOJ運営やサイドトーナメント運営の皆さんの頑張りとかをダイジェストやエンドロール映像に残せて本当に良かった。大会に参加したプレイヤーの皆さん、そしてEVOJAPAN運営、サイドトーナメント運営をしてくださった皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました。
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