ある行動は簡単に変わるし負担も減る
こんにちは!大橋しんです。理学療法士でアレクサンダーテクニーク教師でもあります。
今回はある行動は簡単に変わるし、負担も減るというお話をします。
僕は、普段ゴミを抱っこしてゴミステーションに持っていきます。
手に下げるのではなく。
ずっと以前は手に下げているとき、
「持ちにくいな…」
と思っていました。おそらく22歳くらいまで、ゴミ出しは「持ちにくいな…」と思いながら運んでいました。
それがある時、
「ゴミ袋自体は汚くないな」
と思って抱っこしたらとても楽でした。
その日からゴミ出しは抱っこしてするようになりました。
腰にも肩にも負担がないのが分かり、気に入っています。
さて22年間もの間の習慣はいともあっさりと破れました。
それを可能にしたプロセスは3段階に分かれます。
まずは、いつもの固定観念とは違う考えを採用した事。
次はそれを試してみた事。
最後は、それを評価して好ましかった事。
それだけです。それだけで、数十年の縛りも取れるのです。
実はこの学習プロセスは、アレクサンダーテクニークの学習プロセスそのものなのです。
ただ、人生はゴミ出しひとつ取り出して変容を感じられるほど単純ではなく、さまざまな要素が絡み合っているから、教師の助けが必要になるのです。
その助ける人の職業をアレクサンダーテクニーク教師と呼んでいるのです。
頑固な習慣を打ち破るプロセスは、
①思い込みとは違うものを採用すること
②それを試す
③何が起こるのかをみてみる
それが好ましければ学習される(脳の快楽原則に従い)。
それだけです。単純でしょ?
その学習の手助けをする教師の資格条件が1600時間の訓練というのが不思議に思われるかもしれません。
ですが、かかるんですよこのくらい…(その分、生徒側はややこしい事をしなくてよくなってる、と思ってください)。
それだけ私たちは自分自身の人生(に持ち込んだ筋肉の緊張)をややこしいものにしているんです。
しかしアプローチの方法は簡単だし、それに特化した教師もいるんです。なかなかいい条件のそろった時代に生きてるじゃないですか我々は!
より多くの人にアレクサンダーテクニークをもっと身近に感じられるようになってほしいですね🤗
という事で興味がある方はお近くの教師にご相談くださいね。
全国の教師リストのリンクを貼っておきます。
https://www.alextech.net/
ではまた!
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