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創業融資獲得のコツ:これから起業する方必見!


おはようございます!
起業・副業サポート税理士の大橋弘明です。
今日も頑張っていきましょう!

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書店で見かけたら、是非、チェックしてみてください!


今日は、起業を考えている皆さんに向けて、
創業融資を確実に獲得するためのコツをお伝えします。

起業にあたって一番の悩みの種、
それは「資金調達」ですよね。
「融資を受けたいけど、どうすれば審査に通るのか不安…」
という方もいらっしゃると思います。

そこで、今回は、
創業融資を成功させる5つのポイントを
具体例とともにわかりやすく解説します。
ぜひ、参考にしてみてください!

創業融資って何?

まず、創業融資とは、
何かを簡単に説明します。
創業融資は、これから起業する方や
起業してすぐの方が利用できる融資制度です。
日本政策金融公庫の新規開業資金や
地方自治体の制度融資が代表的で、
無担保や低金利で借り入れができるものもあります。
これから起業する方にとっては、
資金調達の重要な選択肢となります。

では、どうやって創業融資を獲得するのか?
そのコツを具体的に見ていきましょう。

創業融資獲得の5つのコツ

1. 自己資金の準備
まず最初に大切なのは、
自己資金をしっかりと準備しておくことです。
創業融資を受ける際には、
金融機関はどれだけの自己資金を
持っているかを重要視します。
一般的に、融資額の1/2程度の
自己資金の準備が目安となります。

例えば、あなたが600万円の融資を
希望しているとします。
この場合、自己資金を300万円程度を準備しておくと、
金融機関からの信頼が高まり、
融資の審査を通過しやすくなります。
自己資金が多いほど、
融資獲得の可能性が高まります!

2.しっかりした資金計画を立てる
次に重要なのは、
資金計画をしっかりと立てることです。
資金の使い道を明確にし、
計画的に管理することが求められます。
金融機関に対しても、
どのように資金を使うのかを
しっかり説明できると、
信頼感が増します。

例えば、起業にあたって、
設備投資として300万円、
運転資金として200万円が必要だとします。
これらの使い道を明確にし、
それぞれにどれだけの資金が
必要なのかを具体的に説明できるようにします。
設備資金については、
見積書が必要になりますので、
金融機関に提出できるように準備しておきましょう。
これにより、融資の審査がスムーズに進みます。

3. 収支計画を明確にする
収支計画をしっかりと立てることも重要です。
収入と支出のバランスを具体的に示すことで、
事業の安定性をアピールできます。
特に初年度の収支計画は、
現実的であることが求められます。

例えば、「1個当たりの商品単価がいくらで、
一日これだけのお客が来店し、
そのうち何割ぐらいのお客が購入するから、
一年間でこれだけの売上になります」
といった計算の根拠のある計画だと、
金融機関に納得してもらいやすいです。

4. プレゼンテーションの準備
融資の審査では、
金融機関の職員と面談を行い、
事業計画をプレゼンするケースも多いです。
このとき、自信を持って
事業のビジョンや事業計画を説明できるように
事前準備しておくことが重要です。

例えば、あなたが地域密着型のカフェを
開業する事業計画を持っているとします。
その場合、カフェのコンセプトやターゲット層、
競合カフェとの差別化ポイントなどを
しっかりと説明できるようにしておきましょう。
「この地域には、こういったニーズがあり、
他のカフェとは異なるこのサービスを提供します」
といった具体的な話ができると、説得力が増します。

5. 専門家のアドバイスを受ける
最後に、商工会議所などの公的経営相談所の
中小企業診断士や税理士などの
アドバイスを受けることも非常に有効です。
中小企業診断士や税理士は、
事業計画の作成や資金計画の立て方について
豊富な知識と経験を持っています。
彼らのサポートを受けることで、
より完成度の高い事業計画書を作成することもできます。

例えば、事業計画書を専門家に見てもらったところ、
収支計画で経費の計算に改善点が見つかったとします。
専門家の助言をもとに修正を行うことで、
より正確で説得力のある事業計画書が完成します。
こうしたサポートを受けることで、
融資の審査通過率がアップさせることもできます!

創業融資を受ける際の注意点

創業融資を受ける際には、
いくつかの注意点もあります。
まず、必要以上に多額の融資を受けないこと。
無理のない範囲で計画を立て、
借りすぎに注意しましょう。
また、据え置き期間がある創業融資の場合、
起業初年度からの返済が難しいときは
据え置き期間を利用するのも選択肢の1つです。

まとめ

創業融資を確実に獲得するためには、
自己資金の準備や資金・収支計画の作成、
プレゼンテーションの準備、
そして専門家のサポートを受けることが重要です。
これらのコツをしっかり押さえて、
創業融資を確実に獲得して、
起業のスタートを切ってください。
それでは、また次回お会いしましょう!

事務所概要
事務所名:大橋弘明税理士事務所
■ウェブサイト:https://ohashitax.com
■住所:東京都中央区京橋2-7-14 ビュレックス京橋703
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