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書籍紹介|ユニクロ柳井正著『経営者になるためのノート』から学ぶ実践的ヒント

柳井正著『経営者になるためのノート』から学ぶ実践的ヒント


おはようございます!
税理士の大橋弘明です。

今日は、これから起業を考えている方にとって
参考になりそうな本を紹介いたします。

ユニクロを世界的ブランドに育てた
柳井正さんが書いた
『経営者になるためのノート』です。

この本は、実際のビジネス現場で
使われている知恵が詰まった、
起業家のための実践的なガイドブックです。

一緒に、その中身を見ていきましょう。

この本の特徴

①実践的な内容

柳井正さん、
そしてユニクロで働く方々が
実際に使っている知識が詰まっています。
机上の空論ではなく、
現場で活かされている内容なので、
自分のビジネスにすぐに応用できます。

②参加型の本

本の欄外にスペースがあり、
自分の考えや感想を
書き込めるようになっています。
読みながら、
自分なりの経営ノートを
作っていくことができます。

③実践重視

柳井さんは
知識を増やすだけじゃなく、
実行することが大切」
と強調しています。
読んで学んだことをすぐに行動に移せる、
そんな内容になっています。

経営者に必要な4つの力とは?

柳井さんは、
経営者に必要な力を
この本の中で
4つの章に分けて説明しています。

第1章 変革する力(イノベーターであれ)

新しいことを
生み出す力です。

柳井さんは、
高い目標を持つこと」
大切だと言っています。

例えば、
ユニクロが小さな会社だった頃から
「世界一のアパレル企業になる」
という目標を掲げていたそうです。

私たちも、
現実的でありながらも
少し背伸びをするくらいの目標を
立ててみるのはどうでしょうか。

そうすることで、
新しいアイデアが生まれるかもしれません。

第2章 儲ける力(商売人であれ)

お金を稼ぐ力は大切ですが、
柳井さんは「儲ければいい」という考え方は
NGだと言っています。

大切なのは「お客様のために
という思いだそうです。

「お客様を喜ばせたい」、
「お客様の期待を超えたい」という思いが、
ヒット商品を生み出す原動力になっているそうです。

「どうすればお客様に喜んでもらえるか」を
常に考える習慣をつけてみましょう。

また、柳井さんは、
現場・現物・現実」を
大切にしているそうです。

机上の理論だけでなく、
実際に現場に足を運び、
自分で現場を見て問題解決をすることが
大切だと言っています。

私たちも、
できるだけ顧客や現場に近い所で
仕事をすることを心がけましょう。

お客様の声を直接聞いたり、
自分の目で問題を確認することで、
新しい気づきが得られるかもしれません。

第3章 チームを作る力(本物のリーダーであれ)

一人でできることには
限界がありますよね。
だからこそ、
いいチームを作る力が重要です。

柳井さんは、
リーダーシップの鍵は
信頼関係」だと言っています。

「言行一致」と「首尾一貫」が
大切だそうです。
言ったことは必ず実行し、
自分の信念や価値観をブレさせない。

これは、スタートアップの組織でも重要です。
共同創業者や初期メンバーとの信頼関係は、
会社の成長に直結することになります。

第4章 理想を追求する力(使命とともに生きよ)

柳井さんは、
会社には「使命」が必要だと言っています。

ユニクロの場合は
「良い服、
今までにない新しい価値を持つ服を創造し、
世界中のあらゆる人々に、
良い服を着る喜び、幸せ、満足を提供します」
という使命があるそうです。

私たちも、
自分の事業の使命について考えてみましょう。

「なぜこの事業をやるのか」、
「どんな価値を提供したいのか」。

こういった明確な目的があれば、
困難な時も乗り越えられる力になります。

4. まとめ:あなたの「経営者ノート」が、新しい物語を紡ぐ

柳井さんの
『経営者になるためのノート』から
学んだことは、結局のところ、
自分自身の物語を書く
ということなのかもしれません。

ユニクロという物語を書いた柳井さん。

そして今度は、
私たち一人一人が
自分の物語を書く番です。

その物語の主人公は、
高い志を持ち、
お客様のために尽力し、
素晴らしいチームを作り、
そして、大きな使命を追い求める人物です。

その主人公は、
他でもない私たち自身なのです。

明日から、
あなたも自分の「経営者ノート」を
作り始めてみませんか?

日々の気づき、経験した失敗、小さな成功。
それらを書き留めていくうちに、
気がつけば自分独自の
経営哲学が形作られているはずです。

そして、その積み重ねが、
きっと誰かの人生に影響を与える力
を持つはずです。

あなたが書き留めた「経営者ノート」が、
次の成功物語の
始まりになるかもしれません。

それでは、また!


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