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【コンサル→〇〇転職】ポストコンサルのキャリアパスについて

コンサルティングファーム出身者は「ポストコンサル」と呼ばれ、プラチナチケットとも言うべき多様なネクストキャリアの選択肢をもつことになります。なぜ今コンサルティングファームに憧れ転職する方が多いのでしょうか?実際、ポストコンサルは、事業会社の経営幹部、投資銀行・ファンド・VC、独立・起業、NGO/NPO 経営、MBA コースの教授・専任講師など、様々な分野で活躍しています。

一方、ポストコンサルの受入に慣れていない事業会社がまだまだ多いのも実情です。会社の実情をよく知り、ご自身にフィットする企業を慎重に選ぶことが、ポストコンサル転職の成功の要諦となっています。

1.コンサル to コンサル転職 

やはり、最有力なオプションとなるのが、コンサルティングファームへの転職です(コンサル to コンサル)。 コンサルから事業会社に飛び出したものの、年齢的な若さから経営ポジションにつけない方もいます。その場合、一ス タッフとなるよりは、コンサルティング業界に在籍して引き続き経営目線で仕事をしたほうが良い面もあります。また、ファ ームを移籍することで収入が高くなったり、ワークライフバランスが改善されたりすることもあり、焦って業界外に飛び出 すよりも、業界内での移籍の方が適しているケースも多々あります。※38 歳前後でどちらの道を選ばれるか検討するこ とはお薦めいたします。その一方で若いうちに事業会社に転職すると市場価値が止まってしまうケースが多々ありコン サルティングファームへの出戻りも多い状況です。

2. 起業(独立) 

起業というキャリアも注目です。コンサルを卒業して起業したいという相談や、起業するにはコンサル後にどのよ うなキャリアを積めばよいかという相談が増えています。低コストで起業できるネットビジネスの発達が、起業へのハード ルを著しく下げ、この傾向を後押ししています。「国や地域をより良くしていきたい」と社会起業家を目指すコンサルタン トの方からの相談もあります。近年、ポストコンサルの中でも社会貢献系のキャリアへの注目度が高まっており、今後の 展開が興味深い領域となっています。

3. ヘルスケア・ネット業界

一般的に、コンサル業界から事業会社への転職は、年収を落とすことが前提となりがちですが、その中でも比較的高い給与水準を持ち、ポストコンサルのキャリアの選択肢として人気が高いのがヘルスケア業界とネット業界です。高齢化社会を背景 としてヘルスケア業界は着実に伸び、ますます高度化する情報機器、新しいビジネスモデル、進化する Web マーケテ ィング手法によりネット業界も成長を続けました。 

4. 外資系事業会社

もともと外資系事業会社は中途採用に積極的で、ポストコンサルを受け容れる土壌がありました。加えて、力さえあれば 上位ポジションを狙うチャンスがあり、日系事業会社に比べて給与水準が高いことから、外資系事業会社がポストコンサ ルにとって魅力的な転職先となったと言えます。

ただ、最近2022年末からのアメリカ経済の停滞の影響を受け、その頃からグッと求人数が落ちてしまったのも事実です。
外資系企業は年齢や経験社数を気にしないところも多いので、キャリアの後半の選択肢として視野に入れておくのが良いかもしれません。

2. PEファンド

2004 年~2008 年の 5 年間は、ポストコンサルの転職先として PE ファンドが注目の的になりました。ファンドビジネスが一気に成長したことが、ポストコンサルの積極採用につながりま した。ポストコンサルにとっては、コンサルティングスキルを活かしながら、株主という立場で経営に参画できるファンドの 環境は非常に魅力的です。担当事業が成功すればキャリーボーナスで大きな収入を得られることも、ポストコンサルを 引き付けたと言えます。しかしながら、2008 年のリーマンショックで状況は一変しました。投資銀行や PE ファンドが大打 撃を受け、金融機関のポストコンサル採用は大幅に縮小されたのです。 

今やPEファンドへのコンサルからのキャリアパスはかなり厳しいものとなっています。


コンサル転職によってゲットするプラチナチケットをどう使うか、是非考えてみてください~!

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