盛・盛・1週間
8月3日にドミニカ共和国に着いて
4日から早速、現地の国際協力機構(JICA)事務所でのインターンが始まった。
これまで…
★まだマンゴーは一度しか食べられていない。今日の午後買いに行こうかな。
★ココナッツ・ウォーターがとても美味しい。オイルにはこれまでもお世話になってきたが、ウォーターも、実も、ミルクも、この国で満喫したい。
★ビーチは、一度見られた。ぜひ次回は水に体を付けてみたい。
★米を良く食う国である。「昼食は米を食べなきゃ始まらない」のだそう。
★踊りが文化の一部であることは、まだ実感を持つことができていない。
早く踊りに行ってみたい。
★最初の一週間は、時差が日本と13時間あるのできつい。それに加えて、少し大気汚染があったり、事務所の隣で工事をしていたりしていることも原因なのか、喉の痛みから体調を崩した。
【肝心のインターンの内容】
ビックイベントは以下。
●事務所の皆さんの前でスペイン語交じりの自己紹介&AIのハピネス独唱
●大使館に訪問
●日本からドミニカ共和国の新規プロジェクトの関係で訪問している有識者お二人(横浜の先生と広島の俳優さん)に同行して工科大学で環境教育ワークショップに参加
●国内最大のオープンダンピングサイト(オープンダンプリングって間違ってずっと言ってた。ダンプリングだと多分「餃子」のことだよね)=巨大ゴミ山埋め立て地を訪問。
●在ドミニカ共和国・広島カープの選手養成施設を訪問
●教育省の人との会議で防災教育について聴く
●ドミニカ共和国の日系コミュニティの会長と面談
そもそも私は、どういう名目のインターンかというと
■ 新規事業「Artist in Project 」及び「環境KIDS Expert」に 係る実施支援■
という枠で来ております。
これが「面白そう!!」と思ったので、
他の在外事務所には応募せずに、ドミニカ共和国事務所一本で
応募したのです。
新規事業というのは、JICAという組織の中でも
ほぼ前例のない、手法や枠組みの開発協力事業ということで(私の理解)
有償・無償の資金協力と技術協力というJICAの通常三大スキームとは
ちょっと違う進め方をしているらしい
「新規事業」ということで予算が付き、その範囲内で
プログラムを実施しながら調査・検証もし、取り組みを発展させていっている感じ。
★「Artist in Project 」★
”「共感」を呼ぶプロフェッショナルであるアーティストに注目し、彼らの持つ表現方法やメッセージの伝え方を学び、開発協力の現場に組み込むことで、よりわかりやすく、より興味がわきやすい、「より共感を得られるコンテンツ」作りを通じて、一層魅力的な開発の実現を目指” すプロジェクトのこと
★「環境KIDS Expert」★というのは
”日本の子どもたちが環境問題改善に関するアイデアや取り組みを考え、彼らが専門家のように実際に開発途上国での環境課題解決や生活改善に取り組む可能性を検証するプロジェクト”
環境KIDSの方の取り組みに、アーティストの方が講師とかファシリテーターとして加わっているケースもあるので、この2つは絡み合っている感じ。
「国際協力」という響きの難しいものを、分かりやすく興味を持ちやすいものに変える取り組みなんだな。
環境KIDS Expertの方は、JICAの関わる教育コンテンツということで
私の大学院での研究テーマにも関わっており、ダイレクトに興味がある。
大学院の卒業レポートに観察した内容を含めたいと思っているし
このプロジェクトに民間セクターの位置づけで深く関わっている
Asanteさんという横浜のNPOに、とても興味がある。
機会があれば日本に帰ってからも関わらせてもらいたいと思っている。
Artist in Projectの方は、
自分が直近のパラグアイにおける協力隊で「情操教育」に挑戦していたこと
楽譜は読めないけど、ベースの演奏とか歌を歌うのとか好きなコト
ダンスをはじめ、舞台芸術に係ることが好きなコト
家族にアーティストが居るので、彼女とビジネスとか教育とか、将来何かプロジェクトができないかと夢見ていること
等いろいろあって、JICAの方向性、とっても面白いなぁと思っている!
さて….
インターンの期間はたったの6週間しかなく
そのうち1週間は過ぎたし、最後の1週間は報告とかまとめの期間になる。
そしたら実質1か月で、取り組み・作って・まとめて・成果発表
までできないといけないわけよね。
今週末詳細に目標を設定するようにと所長にご助言をいただいて
日曜の夕方となった。(体調悪くて10時まで寝てたからなぁ)
もう、見えている気がする!何をしたいのかは。
後はこれを「どんな形」にする?
1か月で何ができるのか、残せるのか。
さぁ、面白くなってきたわ!
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