言ったもん勝ちの世の中
名前に(無職)なんてつけている私ですが、転職活動を終え、1月から就職することになりまして。
今バタバタと引っ越しをしております。
引っ越しといっても実家から一人暮らしになるので、家具や家電はを新しく購入したものがほとんどですし、実家から運ぶものはあまりありません。
とはいえ、アパートを無事に決め、内見にいって細かい寸法を測り、家電屋さん・家具屋さんを巡り、急いで電気ガス水道の手続きをし...と、ここ数日は忙しくしておりました。
(今年の春まで一人暮らししていた時に使っていたものは、ほとんど捨てたり人にあげたりしてしまったのでそれが悔やまれるものばかり。なんでテレビあげちゃったんだろう)
その中で、家電屋さんに行った時のこと。
あまり知識がない私は、家電好きの知人に一緒に選んでもらうことにしました。
少しでも安く買おう!と値切り交渉に意気込んでくれていた知人ですが、その思い切りの良さに圧倒されてしまいました。
私の買い物なのに、ほぼほぼ知人が値切り、店員さんも知人に説明し出す始末。
(※知人といっても親戚にあたりますし、別にこれといって気にしてはない)
とはいえ、ちょっと言っただけでそこまで値切ってくれるのか、こんなの言ったもん勝ちじゃないか。店頭で表示されている価格でそのまま買う人が可哀想だ、と感じた。
もちろん現金値引きだけではなく、「ポイントをいくら分つけるので、実質何円お得です」という巧妙な手口によって、次も買い物してもらうという作戦もあるのだとは思いますが。
私の知人のような、(悪い言い方をすれば)図々しい人が得をするようにできてると感じてしまったのだ。
時には図々しくなることも必要なのだなと感じさせられた一方で、私はそんなふうになれるだろうか、八方美人な私はいい顔をしたいので無理な交渉はあまりしたくないな等と考えていたら、いつのまにか元値の30%以上は安くなって買い物が終わった。
後日、自分1人で別の家電量販店に買い物に行った時のこと。
商品の特徴などについてスタッフさんから丁寧に説明を受けたうえで商品を決定し、購入手続きをしていると、
「全部で10万ちょっと超えちゃうので、超えないようにこっちで引いておきますね。お会計9万〜円になります」
というように、こちらから値切り交渉してなくても引いてくれたのだ。
最後には、「新生活頑張ってください!」とにこやかな笑顔で送り出してくれた。
こういう優しさの中で、お得感も得られると買い物の満足度も上がるものだと感じた。
(そりゃあこちらもお財布事情があるので、安いに越したことはないので知人のやり方も間違ってはいないと思ってるよ。)