新庄・最上弁講座 (18)
はっとかげる、とんべかげる→立ちはだかって、中に入れないようにする。縄などを張って入れないようにする。(法度をかける)
はでやら→雪で道がない事。雪野原
はばげる→つかえる。飲み込めない
ばんけぇり→しょっちゅう。いつも
はんぞう→半切に似たたらい
(楾(はんぞう)・湯水を注ぐための器で、その柄が半分器の中にさしこまれているもの。柄に湯水が通ずるための溝がある。はにそう。はそう。)
はんどめぇ→半戸前(玄関)
びこたこ→不揃い
びしょたえ→だらしない
びっき→蛙
びっきぐさ→おおばこ
びっちゃ→ぬかるみ
ひとーえ→ちょっと
ひなくさえ→焦げ臭い
ひまだれ→手間をかける
ひよがする→ひやかす