新庄市城下町旧町名等保存事業 ・その7
49・大手御門跡(おおてごもんあと・現在の堀端町):外曲輪の正門があったところ。大手御門は高い石垣を土台として築かれた櫓門であった。
50・御役所跡(おやくしょあと・現在の堀端町):ここに藩内の田畑や年貢・産物・財政などを扱う役所があった。
51・二の堀跡(にのほりあと・現在の堀端町):二の堀は外曲輪のまわりにめぐらされていた堀。この外側は三の曲輪の侍町であった。
52・時鐘堂跡(じしょうどうあと・現在の堀端町):ここに時間を知らせる鐘搗き堂があった。鐘は高い櫓の上に吊るされていた。
53・御鷹部屋(おたかべや・現在の堀端町):新庄藩が幕府に献上する鷹を飼っておく建物があった。
54・武器櫓跡(ぶきやぐらあと・現在の新庄城址内):この一角に二層の隅櫓がそびえていた。中に槍・鉄砲などの武器を入れていた。
55・二の丸跡(にのまるあと・現在の新庄城址内):本丸の南に設けられた廓。廓内に二の丸長屋があった。
56・表御門跡(おもてごもんあと・現在の新庄城址内):本丸正門のあったところ。表御門はこの石垣を土台とした櫓門であった