【プレ配信講座1/2】つまみ細工の基本をマスター!
つまみ細工初心者の方も経験者の方も、これから技術をさらに発展させるためには、やっぱり基本が大事。
職人として15年培ってきた、つまみ細工の基本テクニックを説明していきます。
もくじ
・道具はこう選べ!
・ビギナーズセットがオススメ!
・ピンセットはペンホールド
・カドとカドをしっかりあわせる!
・丸つまみを作ろう・剣つまみを作ろう
道具の選び方
最低限ちゃんとしたものを揃えなければいけない!と声を大にして言いたいのはこの3つ!
・ピンセット(スタンダード)
・でんぷん糊
・はさみ
【ピンセット】
ピンセットは、閉じた時にしっかり先が揃い、つまんだ時に余計な力がいらず、先の細いものが条件です。
色々触った結果、間違いないのがこれ!
どれだけつまんでも疲れず、ピンセットの先でしっかりと布をホールド。
湾曲率も少なく、とても使いやすいです。
20mm以下の小さな生地をつまむときは、こちらの小さな生地用ピンセットがおすすめ。
ピンセットの先が針のように細く、小さな生地でもしっかりホールドして、先端がずれません。
私は、このピンセットで最小5mmの生地を二重つまみでつまむことができます。かなりおすすめです。
ピンセットは、この2本があれば大丈夫ですよ!
【でんぷん糊】
でんぷん糊は、市販のものは水分が多く、
・しみになりやすい
・布の弾力に負ける
・それ故、ついつい厚く引きがち
というデメリットがあります。
おはりばこでは、唐紙や表具用の糊を作っている京都の糊屋さんに、特別に硬さを調整したでんぷん糊を作ってもらっています。
この糊なら、どんな生地でもしっかりホールドできます!
この画像は、厚めの綸子をつまんでいますが、ご覧の通りしっかりとホールドしてくれていますね。
【ハサミ】
普通の糸切り鋏では、布を断ち切れない場合があります。
つまみ細工は、通常で8枚、二重つまみの場合は最大16枚もの生地を重ねて断つ必要があります。
小さくて切れ味の良い鋏。。。それが・・・
クロバーカットワークはさみ115!
一般的に手に入るはさみの中では、コストパフォーマンスバツグン!
悪いことは言いません、この3つだけはちゃんとしたものを使ってください。
つまみ細工は、道具が仕事をしてくれます。
初心者の方ほど、ちゃんとした道具を使わないと、うまくなるものもうまくなりません。
糊板は木製であれば(欅などの硬い木はおすすめしませんが)なんでも大丈夫。
私が愛用しているのはこちらの糊板です。
定規は、シンワの150mmがおすすめです。
ビギナーズセットがオススメ!
買ってすぐに始めたい!オススメの道具セットはないの?
という方に、おはりばこのビギナーズセットがおすすめです。
一通りの道具、裁断済みの生地45枚、土台が2つに花芯用の金モール、その上作り方の動画までついてます。
それでは基礎練習開始!
いかがでしたか?
動画内で強調していたことは、何度もなんども練習して、マスターしてください。
この基本がしっかりできているかどうかで、大物への挑戦の難易度が大きく変わりますのでね。
まとめ
・道具はこう選べ!
・ビギナーズセットがオススメ!
・ピンセットはペンホールド
・カドとカドをしっかりあわせる!
・丸つまみを作ろう・剣つまみを作ろう
続いて、土台の作り方です。
こちらも無料で読めますので、しっかりチェックしてくださいね。