育休、わりとうまくやれたかも (シフト制、復職後のねんトレ、便利グッズなど)
タイトルどおり、育休期間をわりとうまく過ごせたと思うのでシェアしたいという記事です。
最初にこのnoteの結論を書きます。
この3つはやってよかった!と思うことです。
・育休をとる
・動画をとる
・睡眠をとる
特に目新しいことを提案するわけではないです。
とはいえ、育休についてはいろんな情報が出てきて、中にはやたらしんどさを煽るようなものもあり(全然寝られへん・・みたいな)、調べれば調べるほど漠然と不安が膨らむようなことが私たち夫婦にはありました。
ですが、結果的には様子を見に来た両親から「拍子抜けした。なんか余裕あるね」と言われるくらいにはうまく過ごせました。
何をしていたのか、備忘も兼ねて共有します。
こんな方に届くといいな〜
育休をとるか悩んでいる/とるつもりがない人
育休の過ごし方、調べれば調べるほどわからん!となっている人
知り合いや部下・同僚に子どもが産まれる予定の人
メインは自分の育児記録のようなものですが、誰かのお役にたつようなことがあればとっても嬉しいです。
※現在の所属企業についても言及していますが、すべて個人の意見です。
前提情報
第一子の育休(2人目以降はまた過ごし方が違いそう)
共働き
育休期間:約40日 →夫(筆者)のみ復職済み
執筆時点で、生後2ヶ月半ほど
夫婦とも実家は遠め
里帰り出産はせず
1. 育休をとる
まずそもそもの話ですが、育休とってよかった〜!と思っています。
※育休取得を決めている方は2.まで読み飛ばしてOKです
新生児期は一瞬で、特別
「赤ちゃんは毎日顔変わるよ〜」と色んな人に聞かされていましたが、事実でした。夫婦揃ってそれに向き合うことができ、幸せな時間でした。
いま生後2ヶ月半の娘がすぐそこで寝ていますが、生まれたばかりの頃とはもう別人。ほっぺたがぷくぷくと膨らみ、か細かった太ももはみちみちとはちきれんばかりになり、言葉に反応したりだんだんと目もあうようなったりしてきました。
生まれた直後からすると、約2ヶ月で身長は1.2倍ほどですが体重は2倍強。そりゃムチムチになります。
まだまだ小さいしかわいいけど、生後直後の「たよりない(からこそ愛おしい)」娘はもういません。本当に特別な期間でした。
特別な時間をたっぷり愛でるために、育休はまたとない機会です。
また、出産という大仕事を終えた妻の体調が戻るには月単位で時間がかかりました。その意味でも、私にとって育休は必須でした。
過去に育休を取らなかった / 取れなかった複数の同僚から「絶対取ったほうがいい」「今しかないよ」と言ってもらったことも後押しになりました。
裏テーマ 「女性の愛情曲線」セオリーに抗う
あともうひとつ、裏テーマとしては「女性の愛情曲線」セオリーに抗おうというのがありました笑。
問題はこのグラフ(下記)。
男性向けの育児本とか読むと必ず、マジで必ず、出てくるんです。
曰く、まあ子どもへの愛情が大きく伸びるのは当然として、産後に彼氏・夫への愛情はめっちゃ下がるらしい(子育てしたら徐々に回復するけど、20年近くかけても元にはもどらないw)。
このグラフ出た瞬間にその本はそっと閉じる、というくらいには「しょーもな」と思っていますが、産後直後くらいは仕事を離れて家事に専念しようと思ったのでした(結果、このグラフにめっちゃ影響受けているので感謝かな笑)。
結局1ヶ月で十分だったのか?
こればかりはなんとも言えませんが、女性の体調回復、子どもの寝かしつけルーティン定着(詳しくは後述)など考えても1ヶ月はミニマムだったなという感覚です。
私の場合は、
・まず妻子ともに健康
・妻が比較的早期に回復してくれた(リハビリめちゃ頑張ってた)
・復帰後もリモート中心での勤務が可能
ということもあり、当初の予定通り1ヶ月強での復職をしました。
育休の8割は有給 & 試用期間直後の取得
今回育休を約40日間(26営業日ほど)とったのですが、そのうち20営業日分は有給でとりました。
私の職場、Nstock株式会社では入社直後から有給が年間30日付与されます。国が定める「育児休業」の制度だと休業給付金の上限に引っかかって手取りの給与が下がってしまう状態でしたが、有給を思いきり充てることができて助かりました。
ちなみに残りの6営業日分は国が定める「産後パパ育休」で取得。仮に家族に何かあって休みが必要になった場合でも、残りの有給に加え、いわゆる「育休」制度を1歳までにあと2回は取得できるので十分かなと思っています。
※「産後パパ育休」、「育休」について詳しくはこちら。
また、Nstockには今年の5月に転職してきており、娘が生まれた7月末日は試用期間の最終日当日でした。
入社面接時から育休の可能性について伝えていたとはいえ、実際に快く送り出していただいたのは本当にありがたかったです。
ちなみにNstockでは、家庭やプライベートと仕事との両立が当たり前になっている感覚があり、子育て世代の方にも安心してオススメできます!
2. 動画をとる
そのまんまです。写真だけじゃなくて、動画!
とにかく動画を撮っておきましょう!
友人がインスタに投稿してくれたひと言があって意識的に動画を撮るようにしたのですが、色んな人のアドバイスの中で1番感謝しているかもしれないです。
動画でしか伝わらない新生児ならではの「かわいさ」や「たよりなさ」があります。今はもうあっとゆーまにムチムチしてきて、それはそれでかわいいのですが、あの頃の「なんもできねえ」娘はもういない。
想像の5倍くらいは見返しています。動画、大推奨です!
3. 睡眠をとる
シフト制を導入
結論、私たちはシフト制を導入してうまく睡眠をとりながら過ごすことができました。これが両親に「余裕あるね」と言わしめた最大の要因でした。
シフト制導入のきっかけはこちらのnoteを見たことです。
少し自分たち向けにアレンジをして実践をしました。ポイントはこんな感じです。
睡眠時間は7〜8時間とりたい
食事はなるべく一緒にとりたい
子はリビングから続く小部屋で寝かせる。大人の寝室とは分ける
ねんトレ(後述)のため、小部屋は真っ暗にする
私(夫)は24時から朝の7時頃まで起き昼夜逆転ぽくなっていましたが、ちょうどパリオリンピックの期間だったので色んな競技を見ていました笑。
シフト制のメリットとしては、睡眠時間の確保はもちろんですが、強制的にワンオペ時間が発生するので早くから授乳やおむつ替えなどひと通りできるようになることもポイントです。
「ねんトレ」にもトライした
賛否や流派もいろいろあるのは理解の上ですが、こちらの本は月齢ごとにやることが整理されており、気持ちの面でもすんなり受け入れやすいものだったのでオススメです。
(もともと、元同僚の複数名から教えてもらいました。感謝!)
ちなみに復職後、生後2ヶ月半でねんトレ中の現在の生活リズムもおいておきます。最近になって夜に6時間〜長いと8時間ほどまとまって寝てくれるようになり、だいぶ楽になりました。
特に18時から21時まではできるだけルーティン通り動くようにしています。
・18時 妻:寝かしつけ準備(小部屋を真っ暗にするなど)、夫:沐浴
・18時半 妻:授乳&寝かしつけ、夫:夕食準備
・19時〜21時 夕食&それぞれ風呂
(会食や出張などで、妻がワンオペの日は頑張ってもらっています・・!)
21時以降、就寝までは子が寝てくれている限り2−3時間のフリータイムがあるので、仕事がなければ文字通り好きに過ごしています。仕事は翌朝早くにやることが多くなりました。
夜は夫婦別室で、私はベビーベッドの近くで寝て、赤ちゃんが泣いたら起きて授乳、という感じでやっています。
お世話になった便利グッズたち
便利なものはしっかり使って、とにかくラクを目指しました。これも目新しいものはないですが、時短や睡眠時間確保の観点で実際に導入してよかったものをいくつか紹介します。
・ベビーベッド
導入前はまあまあ場所もとるしほんとに必要かな?って感じでしたが、赤ちゃんの居場所が定まっているというのは想像以上の安心材料になりました。
・ベビーモニター
2週目ごろにベビーモニターを導入しました。それまでは夜〜早朝のシフトもベビーベッドにつきっきりでしたが、導入後はリビング(ベビーベッドのある小部屋とは間仕切りあり)でテレビや読書を楽しむ余裕ができました。
・スワドル
いわゆるおくるみで、モロー反射を防いで赤ちゃんの睡眠を助けるものです。我が子はこれがある方が確実に長時間寝ます。
風呂あがりにこれを着たら寝る準備、朝になったら脱いで目を覚ます、というルーティンをつくる上でも役立っています。
・搾乳機
妻に聞いたら最初に出てきたのがこちら。途中で手動から電動のものへ移行しましたが、毎日夜中に搾乳で起きてくることもあり相当助かっているようです。
購入時期は産後の様子を見て、母乳メインでいくと決めてからでも間に合うと思います。
・ドラム式洗濯機
毎日洗濯することになり、重宝しています。ちなみにパナソニックさんに大枚はたきましたが価値あったと思います。
・つくりおき.jp
冷蔵で届いてすぐ食べられるつくりおきサービスです。育休中、(妻が当初自由に動けなかったので)料理は私が担当だったのですが、水曜届いて金曜日いっぱいくらいまではこのサービスに頼れたのでラクでした。
お値段はちょっとしますが、普段自分では手に取らない食材に出会えるのも含めてアリだなって感じです。
・ぴよログ(育児記録アプリ)
シフト制を行うにあたっては必須アイテムだと思います。育児ログを夫婦間で一発で引き継げるのはとても便利です。開発者さんに感謝・・!
むすび
試行錯誤をしつつも、わが家は当初の想像より余裕のある産後1ヶ月を過ごせたと思います。あ、念のためですが、妻もそう言ってくれています。
写真も動画も、iCloudがいっぱいになるくらいには撮りまくりましたが、悲壮感はなく笑顔のものが多い気がします。見返すのは、圧倒的に動画!動画です!(しつこい)
とはいえ、同じようにやってもうまくいかないケースもあると思います。実際、わが家も日によって全然うまくいかないこともあります。万能薬はないという前提で、とはいえ誰かに何かヒントになることがあれば幸いです。
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