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息子の食育を明らかに間違えたと感じた大山の夜(やきとんひなた大山店/大山/やきとん)

さて、ピエロ、洋包丁と続いた大山グルメシリーズも今回で最終回。今回は上板橋の本店と共にオープン当初から度々ブログで取り上げてきた「やきとん ひなた」をご紹介する。

ちなみに、この日は大山グルメを家族3人でハシゴしたのだが、時系列的には【ひなた→洋包丁→ピエロ】となる。とても幼児連れとは思えぬが、見事な大山ハシゴ(メタボコース)だと自画自賛したい。

ちなみに、息子はひなた系のお店は何度か来ていて、すでにどういう物が食べられるお店か把握していた。

「ここ、肉ガムが食べられるお店でそ?」
"肉ガム" とは息子が命名したシロやテッポウの呼び名で、「ガムみたいにずっとお肉の味がする魔法の食べ物」という意味らしい。6歳にしてシロとテッポウが大好物ってお前……。

コレに関しては明らかに親が悪い。

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という訳でひなた大山店。元あった川口家というやきとん屋も人気だったけど、ひなたになってからは基本的に常にパンパン。オープン当初から変わらず、今も1席の奪い合いが起きる大人気店だ。

っていうのも、ひなたの主人は野方の秋元屋という超人気店の出身で、上板橋の本店がオープンする前から「秋元屋が板橋にも出来るぞ」と、"モツ焼きスキー界隈" で話題になってたの。

それで実際に店が出来てからは、秋元屋っぽい雰囲気を残しつつも、独自路線で、なおかつリーズナブルで、秋元屋ファン以外の地元客も増え、一気に板橋を代表するローカルチェーンに成長した。

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オレが板橋に住んでた頃は5店舗くらいだったはずなのに、気付けば倍に増えているっていう。

だが、実はひなたの系列から外れて独立したひともいるので、実際にはDNAを受け継いでいる店はもっと多い。

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一時期は「とにかく激安!」というイメージがあったけど、今は値段の幅が広がって、お値打ち品からちょっとお高い限定品まで色々と揃っている。

ジャンルは以前はやきとんとイタリアンという構成だったのだが、今や中国料理っぽかったり韓国料理っぽい物があったりと完全に無国籍。

ただねえ、野菜が高いのか、割が合わなすぎたのか、いつからかバーニャカウダが消えちゃったのが悲しいなあ。800円くらいしていいからやってくれんかなあ。

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在りし日のバーニャカウダ。これだけ野菜がもりもりで、確か580円だか680円とかいうふざけた値付けだった記憶が。あまりにもお得感があり過ぎて、行く度に頼んでたんだよねえ……。

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本日の1杯目は下町ハイボール、いわゆる酎ハイ。これが実に見事で、墨田区北部(鐘ヶ淵駅~八広駅一帯)の "元祖酎ハイ" で知られるお店と同じように、氷を入れずに焼酎・炭酸・謎のシロップで構成されている。

惜しむらくは度が低すぎることか。どうせなら墨田区流に、一口でクラっとするようなバランスに仕上げて欲しいところ。

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元芸能記者、元AV監督などなど流浪の人生を送るフリーライター荒井禎雄が、時事ネタ・地域批評・グルメなど様々なジャンルの記事を書いています。…

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