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銀座の創業約100年の老舗町中華で "大嫌いなアレ" を食う!(萬福/東銀座/町中華)

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なんだか近頃は日中は日差しがキツイし、夜は寝苦しいしで、完全に「世界に誇る日本の超絶ファッキンな夏」という気候になって来てしまっておりますな。

そんな気候に耐え忍んでいるところに、仲間内のグループLINEに「美味しい店を見付けた!」と、冷やし中華の画像をアップした人間がいたからさあ大変。アタクシは一発で「冷やし中華口」になってしまったのでございます。

そのLINEのやり取りがあった翌日、目が覚めてもまだ冷やし中華口だった私は、家からママチャリを飛ばして、知人が薦める東銀座の中華屋へひとっ飛び。

お目当てのお店は創業約100年という老舗町中華の萬福。TVや雑誌で町中華特集が組まれると、まず間違いなく銀座エリアからはここが選ばれるという有名店でございます。

この萬福さん、以前新富町の出版社とよく仕事をしていた時に、たまにお散歩がてら食べに来ていたのですが、ここ何年かはご無沙汰続き。実に10年ぶりくらいではないかと思われます。

確か前はワンタン麺とかランチ定食ばかり食べてた気がするんだけれども、今日のお目当ては冷やし中華。それも萬福名物のバンバンジー乗せバージョンではなく、昔ながらの甘酸っぱい醤油味のほう。

知人が猛烈に薦めるから衝動的に食べに来てしまったけど、実は私は「甘酸っぱい醤油味の昔ながらの冷やし中華が大嫌い」な訳で。

「じゃあ食うなよ」というツッコミが目に浮かぶけれども、知人があれだけ推すなら、いわゆるあの冷やし中華味でも、実は美味しかったりするんじゃないかと、とても気になってしまったのでございます。

大正時代~昭和初期を思わせるような店内は、ランチタイムという事もあって常に満席。今回は運が悪く、ちょうど客の入れ替えタイミング直後に当ってしまったようで、炎天下に15分ほど待つハメに。

萬福は銀座という立地の割にはお勉強価格で、特にランチタイムにはかなりリーズナブルな定食を用意してくれている。そうそう、よくレバニラ食べたなあ。あれも旨いんだよなあ。

こちらはランチタイムの単品メニュー。定食と比べるとちょっと割高感がある事は否めない。

この店のラーメンは本当にレトロな味で、まだお蕎麦屋さんと支那そば屋さんの区別があやふやな時代の名残がそのまま残ったようなお味。少し醤油が立っていて、ラーメンスープなのかそばつゆなのかの中間に位置している。

そういえば、在りし日の人形町系大勝軒(これも超絶古い町中華の老舗グループ)のどこかのお店でも、ここの中華そばによく似た物を食べた記憶がある。

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