草津・黒岩町長 "当たり前の怒り" を産経新聞にて語る 後編
[草津・黒岩町長 "当たり前の怒り" を産経新聞にて語る]
前編 https://note.com/oharan/n/nd7efcae877ed
後編 https://note.com/oharan/n/naa68cc0b02ac
前回の振り返り
前回は草津事件の最大の被害者である黒岩町長の主張を取り上げ、以下のようなポイントに絞って解説した。
今回はさらに時間を遡り、「草津事件が騒がれ出した時点で何が分かっていたか」について指摘しておきたい。
それをもって、この件で新井祥子氏らの側に立って草津に対して誹謗中傷を繰り返していたフェミ活動家および、それに全乗っかりして偏向報道を続けたマスコミに対する批判とさせていただく。
とりあえず、まだこの産経の黒岩町長へのインタビューをお読みでない場合は、必ず目を通していただきたい。2本合わせてもそれほど長くないので、苦も無く読めるはずだ。
草津事件が騒がれ出した時点で何が分かっていたか
という訳で、さっそく本題に入りたいのだが、有り難いことに私のnoteの記事を取り上げ、草津事件について語ってくれた方がおられる。
肥モン氏が取り上げてくれたのは、私が草津事件が本格的に騒がれ始めた頃に「その時点でネット上で集める事ができた、誰でも触れられる情報をまとめたもの」である。
別に手柄アピールをするつもりはないし、自分は草津問題については完全な後乗り&野次馬なので堂々と言ってしまうが、以下の2本の記事はネットで調べただけの情報を元に組み立てた物である。
重ねて言うが、2020年当時に草津事件に興味を持ってネットで検索すれば、誰にでも行き着く事のできた情報だ。
それを踏まえた上で、ザっとでいいので読んでみて欲しい。
この2本の記事にまとめた情報と、新井氏側の主張とを照らし合わせてみれば、事実がどのようなものだったのか2020年の年末の段階で理解できたはずだ。
いきなり海外メディアを頼った愚か者ども
2020年の年末といえば、フェミ議連や北原みのりらが草津でフラワーデモを行い、また新井祥子氏が外国特派員協会で記者会見を開き「黒岩町長にレイプされた」「草津では女は物扱いされ、性と引き換えに商売をさせて貰える」などと喧伝したタイミングである。
この外国特派員協会でわざわざ記者会見を開いたという点に、新井派の下劣さが現れている。というのも、そこで会見を行うという事は、ハナから海外への情報発信だけを期待してのものだからである。
日本国内で騒いでも自分達の思い通りにはいかないから、海外にデマを垂れ流し、MeToo(笑)として外圧をかけて貰おうという、フェミ活動家ならではの思考が見て取れる。
国連が垂れ流した「日本の女子高生の3割が売春婦」という冗談では済まないデマと、そのせいで日本に対して謝罪・撤回するハメになった一件と構図はそっくりだ。
こうしたところから、新井祥子氏の周囲には2020年のどこかのタイミングで、フェミ活動家達と、その御用メディアらの入れ知恵が行われた事が伝わってくる。
黒岩町長が活動家やメディアに対して強い怒りを持つのは当たり前だ。正式な謝罪もせず、知らぬ存ぜぬでほっかむりしていられると思うな。
この正論に掲載された記事を読めば分かるように、黒岩町長は詳細な日時までしっかりと記録し、誰がいつ何を言ったか、何をしたかを忘れていない。これがどういう事かを少し考えるべきだろう。
私でさえネットを調べただけで行き着けた "本当の理由"
フェミ活動家らがフラワーデモを行い、新井祥子氏が黒岩町長にレイプされたと騒ぎ立てていた2020年12月に、私はネット上の情報だけで草津問題の発端をこう断定している。
この話を突き詰めると、草津温泉で古くから行われていた "時間湯" という独特な入浴法を巡った争いでしかないのだ。
この2019年の記事で黒岩町長がなぜ時間湯が問題なのかについて説明しているが、黒岩町長は時間湯の問題点を指摘し、時代に合わせて改革すべきという考えで、それに対して強固に伝統を守れと騒ぎ立てていたのが時間湯保守派であり、新井祥子はこの保守派に担がれた存在だったのである。
悪い言い方をしてしまえば、この話の根っこにあるのは 「田舎者の利権争い」 でしかない。そこを見ずにMeTooだの性犯罪だのとバカな騒ぎ方をした連中が、救えないほど愚かだったというだけの話なのだ。
文中に出て来る中沢康治氏は、今回の新井祥子氏らが完全敗訴した裁判で、唯一罪を免れた人物である。ただそれには「運良く争点が中沢氏のヤラかしとズレていたから」という理由(おそらく)があるのだが、そこに触れると長くなる上に、現時点では不確かな話になってしまうので割愛する。
フェミ活動家らはどうしてこのポイントが見えなかったのか
さきほど紹介した過去記事の後編の方で、私は草津問題を見るポイントを以下のようにまとめている。
この件で警察・司法・メディアと、使える物をすべて使って身の潔白を主張し、また積極的に情報発信をしていたのは黒岩町長の方である。
対する新井氏やライター、中沢氏といった今回の裁判で敗訴したグループは、言葉に矛盾があったり、どうにも逃げ腰だったりと、言動が疑わしかった。これは後づけで言っているのではなく、何度も言うが2020年12月の時点でちょっと調べたらすぐに分かる事だった。
黒岩町長はレイプだなんだの話よりも前に、時間湯保守派達から「手を引け、さもなくば……」脅されていたという事実がある。その上で飛び出したのが新井祥子氏による虚偽のMeTooだった。
これらも、しつこいようだがすべて2020年12月には明らかになっていた情報であり、それを知ってさえいれば(まともな脳みその持ち主ならば)誰もが上に抜き出した私の記事と同じような結論に辿り着いたはずだ。
逃げ場のないフェミ活動家および御用メディア
長々と嫌味を垂れ流すような内容になってしまったが、今回の件でまだ黒岩町長や草津町に詫びを入れていない人間がいる。いるというか、大勢いる。
フラワーデモに参加したSpringであるとか、共産党・赤旗などはすでに土下座済みなのだが、同じデモ参加者でも北原みのりなどは「私も真実を知りたいです~~」とあまりに無様な逃げ方をしている。ろくでなし子事件再びといった趣きである。
また上野千鶴子などはガン無視もいいところで、草津のくの字も出すつもりのない徹底ぶり。さすがは「都合の悪いエビデンスは出さない」と公言するヤカラだ。
しかし先に言ったように黒岩町長はいつ誰が何をしたかをすべて覚えている。過去の記事では「絶対に許さない」といった強い言葉を口にしてもいる。
今回はそもそもの核である新井元町議やライター、中沢氏らに対する訴訟の結果が出たが、話がこれで終わるとは誰も言っていない。黒岩町長が自分の、そして草津温泉の名誉回復のためにと次の矢を放てば、確実にそれは逃げを打っているフェミ活動家や大手メディアに突き刺さる事だろう。
草津事件とは、フェミ活動家の言動がいかに信用ならぬものか。いかにインチキなものかを証明する、重要な分岐点となったのだ。
今後はフェミ活動家らが大声を出し始めたら、まず「内容が疑わしい」と考えるべきである。あいつらの声が大きければ大きいほどウソ・デマである可能性が極めて高い。
こう言って何か反論して来るヤカラがいたとしても、「リメンバー草津!」とでも言ってスルーすればよろしい。それが可能になったという点で、草津事件は非常に恵みの多い事案であったと言えるだろう。
※ 本文は以上です
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