【沢木和也の終活ボツ原稿】薬物中毒の女同士が血みどろの抗争劇
はじめに
この記事は、私が手掛けたAV男優・沢木和也氏の自伝(実質的には遺書)に文字数の都合で収録されなかったボツ原稿を一部抜粋した物です。
↑↑ 当シリーズの一覧はこちら ↑↑
今も "AV新法" で揺れるAV業界ですが、元々はどのような業界だったのか。どのような人間達が作って来たのか。そしてその業界がどのような努力によって適正AV業界へと変貌して行ったのか。正しい歴史を学びたい方にとっては貴重な資料となる述懐です。
ただし、沢木氏が死に臨んで発した言葉なので極端にウソがなく、その分ハードな内容も含まれておりますので、「事実だから仕方ない」と納得してくださる方のみお読みください(有料マガジン/月額¥500をご購入いただくと全て読み放題になります)。
なお、このシリーズ記事は沢木氏の自伝をお読みいただくと、より楽しめる内容になっております(というか読まないと何のこっちゃわかりません)。
本の印税は沢木氏のご遺族にお渡ししておりますので、興味を持っていただけましたら購入をご検討ください。
沢木和也の泥沼事件簿
ちょっと大人しい話が続いてしまったから、少し刺激的な話もしておきたいな。警察やジャンキー絡みの話とか、詐欺師に騙されたとか、ロクでもない話ならいくらでもあるんだ(笑)
まずドラッグの話で言うと、自分の逮捕の話を別とすれば、一番衝撃的だったのはコカイン中毒の女と、大麻中毒の女との間で、俺を巡って血で血を洗う抗争が起きた事だな。
ここから先は
1,679字
¥ 500
皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。