[大島~南砂ぶらり散歩] 時代に逆行する庶民派かき氷にお弁当ビュッフェに……
あるとき、息子がモジモジしながら「ねえお父さん、どうしても欲しい物があるの」とおねだりをして来た。
聞くとそれは南砂のカインズに行かねば買えない物だったので、「じゃあ折角だから家族3人で南砂を目指してぶらり散歩でもするか」ということに。
まあぶらり散歩と言いつつ、我が家のある両国から南砂は徒歩ではキツイので、ママチャリで疾走してる時間が殆どなんだけれども。
両国から南砂までのルートはいくつか考えられるのだが、この海抜ゼロメートル地帯は微妙に太い川だらけで、それを渡るための橋の傾斜が地味な嫌がらせ。この辺りに住むならアシスト機能の付いたチャリが必須である。
そんな土地なので、ルート選択を間違うと「なぜ太鼓橋にする必要があったのか?」と設計者を問い詰めたくなるような酷い橋を渡らされることも。
幾度となく失敗を重ねた結果、両国から南砂までは以下のルートが最も楽ということになった。
このルートだと橋の傾斜がかなり緩やかで、なおかつ信号も人通りも少ない道をまっすぐ走るだけなので、とても快適。それでも充分遠いけれども、のんびり30分も漕いでれば辿り着ける。
そんなこんなでやって来ましたサンロード中の橋。ここは以前書いた商店街本でもオススメ商店街として取り上げた、新宿線・大島駅の東側にある1本道タイプの商店街だ。
すぐ南にかの砂町銀座や、アリオ北砂などの大きな商業施設があるので目立たないが、この商店街も独自の魅力のある好物件である。
つい先日も南砂界隈を取り上げ、そこでビュッフェスタイルのお弁当屋さんを紹介したが、実はこのサンロード中の橋にはそのビュッフェ弁当の支店がある。
このお店は入り口は豆腐屋さんになっていて、奥にお弁当のオカズが所狭しと並べられている。
皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。