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[今日の珍物件ちゃん ] ジャニーズ問題を全く理解しない記者による児童の性被害拡大を引き起こしかねないアホ記事
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[今日の珍物件ちゃん]とは
長々と批判するまでもない珍物件を、あっさりさっくり切って捨てる(当noteにしては)シンプルな記事です。
萌え絵燃やし屋に新物件登場
![](https://assets.st-note.com/img/1696056938350-h8NpVAiXqW.jpg?width=1200)
いやもう「人材の宝庫だな」としか言いようのないクソ記事を目にしてしまい、心がさわさわしてしまって仕方がない。
それがこれなのだが、書いたのはサイボウズの社外取締役の渡邊裕子という人物。経歴から言って、かなりアメリカナイズされた感性の持ち主である事が推測できる。
だからこそダメダメなのだ。
世界でも有数の「人権問題を解決できなくて法も何もかもがグチャグチャカオスなアメリカ」に染まっている人間に、日本の社会問題を語らせてはいけない。つべこべ言うならまずアメリカを何とかしろよ。
という訳で、個人的な感想から先にぶちまけてしまったが、今回はこの記事の何がどうダメなのかをなるべく手短に解説する。
見出しにある "萌え絵" の意味は?
![](https://assets.st-note.com/img/1696057207182-3tSgrlO4Aw.jpg?width=1200)
まずどこでこの記事のダメさが分かるかというと、見出しに「萌え絵」というジャニーズ問題とおそらく最も遠いであろうキーワードを入れてしまっている点にある。これがある時点で「はい解散」となっても仕方がない。
なぜか。
ジャニーズ問題の核になるのは
・同性間の性被害(特に男性の性被害)
・未成年者の性被害
・支配関係を構築した上での性犯罪
といった要素であって、三次元の創作物は無関係もいいところなのである。
にもかかわらず見出しに「萌え絵が消費!」なんて意味不明な文字列を入れてしまっては、問題の病巣が見えなくなる。
また、ここまで無関係だと「お前が単に萌え絵やオタク文化が嫌いなだけで、ジャニーズ問題に無理やり絡めて叩きたいだけだろ」と見透かせてしまう。
これが仮に「BL(ボーイズラブ)文化のせいで~」なんて書き方ならば500歩くらい譲れば納得できなくもないが、萌え絵を持ち出した時点で何が何だか分からなくなってしまうのだ。
という訳で、見出しの時点でこの人物にジャニーズ問題を語る資格はないと断言できるし、本気で児童の性被害を減らしたいと思うなら、こんな人間に語らせてはならない。
ジャニーズ問題の病巣はここだろ
![](https://assets.st-note.com/img/1696057742493-MYKoXQvrvx.jpg?width=1200)
先ほどジャニーズ問題の核になる要素として
・同性間の性被害(特に男性の性被害)
・未成年者の性被害
・支配関係を構築した上での性犯罪
の3つを挙げたが、問題の記事では「未成年者の性被害が軽視されている」と主張しているが、これが大嘘である。現時点で子供が被害者の性犯罪に対しては非常に厳しい刑罰が与えられ、殺人事件並の重罪とされている。
よって、「子供の性被害を軽視しているからジャニーズ問題が起きた」のではない。問題なのは残りの2つである。
これは日本に限らず、親(義理の親やシンママの彼氏など含む)や親族、教師や警察官や牧師など、子供にとって逆らえない(逆らいづらい)相手が性犯罪の加害者であるケースが非常に多い。
これらはある意味で支配関係や上下関係が "社会の仕組み" として構築されており、その中での出来事として起こる。ジャニーズ問題もジャニー喜多川という権力者が加害者であり、事務所の寮やジャニーのマンションといった閉鎖空間で起きた出来事だからこそ、ここまで腐敗が進んで手に負えなくなってしまったのだ。
次に問題なのが「同性間の性犯罪である」「被害者が男性である」という点である。個人的にはこれが何よりの問題点ではないかと見ているのだが、男と男、女と女、または女が加害者で男が被害者という関係性の中で起きた性犯罪に対して、日本の法律は非常に甘い。
ジャニーズ問題の場合は、被害者の殆どが未成年であったためにこうまで話が大きくなっただけで、これが成人の間での話であったら、おそらくもっと軽く扱われていたはずだ。
この視点で見ても、やはり問題となる記事の「子供の性被害が~~」というのは丸っ切りのウソなのである。逆に「子供がいたからジャニーズ問題は表沙汰に出来た」のだ。
意図的に男児の被害を隠す悪質さ
![](https://assets.st-note.com/img/1696058391604-IKhsWH0lPq.jpg?width=1200)
私がこの記事で最も「悪質だ」と感じたのは次の一覧である。
![](https://assets.st-note.com/img/1696058456266-Kjw4m5nfz1.png?width=1200)
皆さんはこれを見て何かおかしいと感じないだろうか。
この一覧は、これだけ子供が被害に遭った性犯罪の事例があるという主張に使われているのだが
男 児 が 被 害 者 の ケ ー ス が 省 か れ て い る
のである。
例として、最近掲載された記事の中から、読売新聞のこの報道を見てみよう。
県警少年育成課によると、SNSをきっかけに性犯罪被害に巻き込まれた18歳未満は、2016~22年は167~206人で推移。昨年は174人で、女子が144人、男子は30人だった。被害者の大半は中高生が占め、男子は17年の15人から21年に39人、昨年は30人と大幅に増えた。
性犯罪に関係しそうなSNSの投稿に対し、県警が発信した警告メッセージ(ツイッターより引用)
県警幹部は、男子の被害が急増する背景として、多様性を認める社会の醸成を挙げる。自身がLGBTQ(性的少数者)だとSNSなどで打ち明けた男子生徒がターゲットとなるケースが相次いでいるといい、「被害者は氷山の一角」と危機感を募らせている。
このように、表沙汰になっている人数では女子との間に4~5倍の開きがあるものの、それでも絶対に無視できない人数が性被害に遭っている。
また警察が言うように同性間の犯罪だけに暗数がそれなりにある事も予想されるため、もし何らかの方法で実数が出せるなら、女子と男子の被害数の差はもう少し縮まるのではないだろうか。
このように、被害者の中から男児・男子を省くという行為は悪質以外の何物でもなく、またそれがジャニーズ問題を語る記事で行われた印象操作である点は非常に問題が大きい。
ハッキリ言わせて貰うが、これを書いた記者のように男性の性被害を軽く扱う人間がいるせいで、ジャニー喜多川の被害者が増えてしまったのである。
こんな偏った思想、そして間違った認識を持つ人間にこのような記事を書かせるというのは、男児が被害者となる性犯罪の被害を拡大させる事が目的だと言われても弁解の余地はない。
記者も掲載メディアも猛省しろ。
※ 本文ここまで
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