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申し訳ござらぬ、浅草橋の立ち食い蕎麦レベルの高さを侮っており申した(きらく蕎麦小川/浅草橋/立ち食い蕎麦)

とある炎天下の日。ヤボ用で浅草橋を訪れていた私は、ランチタイムをとうに過ぎた妙な時間に昼飯を求めて彷徨うハメになってしまった。

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ところが、ご覧のようにほっつき歩く事がためらわれる天候だったため、目の前にある立ち食い蕎麦の店でいいやと何も考えずに入店する事に。

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両国~浅草橋~秋葉原の総武線3駅の一帯は、妙な立ち食い蕎麦激戦区であり、非常にレベルの高いお店がひしめき合っている。
そんな地域で暮らしていると、お気に入りの店が固定されてしまい、なかなか新しい店を開拓する気になれず。たとえば、浅草橋であれば私の大好きな文殊の支店があるので、どこか入るとなったら第一候補はそれになる。

が、この店は随分昔から営業しているようだし、一歩も動きたくないし、胃に何か入ればいいやという結論に至った。

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中に入ってみると、奥に長いL字型で思いのほか広く、予想以上のゆったりスペース。価格帯はもり・かけが330円で、そこに揚げ物などをトッピングしていくスタイルで、普通の立ち食い蕎麦価格からするとちょっぴり高めか(2~30円の話だが)。

とりあえず、初回なので無難にかき揚げ蕎麦(440円)を頼むと、なんと店主が目の前でかき揚げを揚げ始めたではないか。

これはもしかするともしかするぞとテンションが上がるも、素人だと思われたら舐められるので、ひとまずスマホなど見て心を落ち着ける。

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