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止まぬ電話、泣き叫ぶ老婆、東京のクリニックが地獄絵図に


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都内の発熱外来がパンク

現在、東京などの大都市を中心として新型コロナウィルスの感染者数が爆発的に増えており、特に都内では発熱外来への予約電話が殺到し、病院もクリニックも予約枠が即座に埋まってしまう状況だという。

そのせいで、熱があっても「どこにも予約を受けてもらえない!」という悲鳴が挙がっている。

東京では1日の新規感染者が1万人以上という状況が一週間以上続いており、「感染者数だけで言えば」非常にマズイ事になっている。

「重要なのは重症者数である」と言ってポジティブになりたいところなのだが、これだけ感染者が増え、病床がひっ迫すると、コロナ以外の患者にもしわ寄せが行くわけで。

実例を挙げると、私が遺書的な自伝本を書いたAV男優の沢木和也さんは、ガンのステージ4と診断されるも、コロナ禍と丸かぶりしてしまい、病院の都合で治療を1月分すっ飛ばされている(詳細は本に書いています)。

結果的に沢木さんは本の発売とほぼ同時に亡くなってしまったが、もし癌治療序盤での "一回飛ばし" が無ければ、寛解はできずとも、もう少し生きられたのではないかと思っている。

まさかコロナ禍に突入してから3年目にもなって、まだこんな状況が続くとは思ってもいなかったよねえ……。


さだお、発熱外来パンクの煽りを受ける

私はつい先日、掛かり付けのクリニックに薬を貰いに行ったのだが、そこでコロナ騒動がのっぴきならない所に来てしまっていると実感させられた。

その日は朝一の予約をして、9時過ぎには院内にいたのに、全く診察の順番が回って来ず。それどころか待ち合いの椅子も満席で居場所がない。

当初は「連休明けだからかな」と考えていたのだが、すぐに違和感に気付いた。いつもよりも受付スタッフの人数が多く、またそのスタッフ達が常に電話の応対をし続けているのである。

大げさではなく、途切れることなく延々と鳴り続ける電話。手が空いたスタッフがそれに出て、みんなお決まりのセリフを口にしている。

「あいにく発熱外来の予約はすべて埋まっておりまして、当院ではお受け出来ないんです。明日の予約は明日の診察時間が始まってからの受付となっておりまして、本日はもうお受けできないんです。申し訳ありません」

スタッフ達がこの作業に手を取られており、会計が遅々として進まず、院内には診察前の、そして診察後の会計待ちの患者が溜まって行く一方……。

オレはいつもの薬が欲しいだけなのに、全く順番が回ってこず。受付に「薬が欲しいだけなんだけど、処方箋だけくれない?」と話しかけるも「順番をお待ち下さい」とピシャっと塩対応。

キミな、これがアイドルの握手会だったら一発で大炎上してグループをクビになってるからな!(発狂)

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