街中華として気軽に使える亀戸ぎょうざ!(亀戸ぎょうざ 両国店/両国/中華)
亀戸ぎょうざといえば、亀戸駅すぐ近くの路地にある、連日大行列が出来ている人気の餃子専門店だ。
特徴としては、何と言っても食事メニューが餃子しかないこと。客は店に入ったらまず1人2皿食べる事を厳命され、後は餃子が減り次第店員が「おかわりします?」と聞いて来るというストイック過ぎるシステム。
この独自過ぎる方法論がウケているのか、餃子とビールくらいしかないお店なのに大繁盛しているのである。
で、この亀戸ぎょうざは亀戸駅を中心として、各方面に支店を出している。ひとつは錦糸町のWINS(場外馬券場)の近く。ひとつは新宿線大島駅近くの新大橋通り沿い。そんでもって今回ご紹介する大江戸線の両国駅から徒歩2分ほどの場所にある両国店だ。
この中で餃子しかないのは亀戸の本店だけで、錦糸町店にはラーメンやチャーハンが、そして両国店と大島店は 「ちょっとメニューを絞った街中華」 といった品揃えになっている。
見てください、この味があり過ぎる店構え。完全に昔ながらの街中華のそれである。
さらに注目すべきは電話番号。なんと東京の店なのに3が付いていない。という事は、この店が最低でも30年選手であるという証拠である(東京の電話番号が03-4桁-4桁になったのは91年)。
こちらが両国店のメニュー。亀戸本店はおろか、錦糸町店と比較しても、そのメニューの多さが伝わるはず。
亀戸ぎょうざとしては驚異的なメニュー数だが、街中華としては絞りまくった少数精鋭。この辺りの歪みがジワジワ面白い。
また、お酒はビールやホッピーが少し割高かなと感じるが、レモンサワーやウーロンハイはお値打ち。
卓上の調味料はこんな感じ。醤油・酢・ラー油・胡椒など、あくまで餃子を何で食べるのかといったラインナップ。確か亀戸ぎょうざのラー油は自家製だったはずだが、この店のも手作り感が強かった。
皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。