[今日の珍物件ちゃん] 法や憲法の原理原則を理解しない朝日新聞に新聞社の資格ナシ!
[今日の珍物件ちゃん]とは
長々と批判するまでもない珍物件を、あっさりさっくり切って捨てる(当noteにしては)シンプルな記事です。
杉田水脈を叩くためならどんな屁理屈もこねくり回す!
ネトウヨだのなんだの糞くだらない罵声を浴びるのも嫌なので、最初に申し上げておくが、私は杉田水脈があまり好きではない。どちらかと言うと "嫌い" に属していると思う。
その最たる理由はあまりに口が軽いこと。不用意・無用心なこと。すなわち「お前頭が悪いんじゃないの?」と思えることである。
だがしかし、杉田議員に対する批判の声を目にする度にこう思う。「杉田水脈のヤバさ以上に、ムキになってリンチしようとしてるヤツらの方が何倍かヤベえ……」と。
そんな前置きから何について語るかと言うと、朝日新聞のこの社説についてである。
杉田水脈が過去にブログに書いた内容が問題ありとして「議員の資格ナシ!」と大騒ぎしているのだが、その内容がちょっと凄い。たいして長くもない記事なのに、その中でアホのような矛盾が起きているのである。
試しに皆さんに聞いてみたいのだけれども、答え合わせをする前にこの朝日の社説の何がどうおかしいのか理解できます?
じっくりと読み込めば、法律に関する最低知識さえあればすぐに「あれ?」と感じるはず。
朝日新聞に法を語る資格ナシ、というか新聞社である資格ナシ
では答え合わせと参りたいのですが、先に個人的な感想を吐き出しておきたい。朝日新聞系列のメディアって、どうしてこう読後感が悪い記事を乱発できるんだろう。ある意味でひとを不愉快にさせるとんでもない才能の塊が集まっているのかもしれない。
まず最初にこの部分をお読みいただきたい。センスの良いひとは「2016年の~」という数字を見て「危ないかも!」と身構えるはず。こうした数字をサっと見逃してしまわず、まず一歩止まって数列を冷静に確認してみるというのが、インターネッツで騙されない基本中の基本である。
そして次に見て欲しいのはこの一連の文章。ここで朝日新聞は杉田が過去に人権感覚の疑われる言動をして来たことを指摘している……のだが、同時に謝罪も撤回も済んでいると書いている。
ようは謝罪して撤回しているのに「まだ許さん」という訳だ。
さあ、段々とアラート音が大きくなって参りました。
そして今回のフィニッシュ技がこちら。
何がどうおかしいかお分かりだろうか。
なんと朝日新聞は7年前の杉田水脈のブログ内容について、4年前に誕生した法律の理念を持ち出し、「許されない!議員の資格なし!」と騒いでいるのである。
ほほう、朝日新聞は "遡及効" という言葉すら知らないらしい。
法の成立前にまで遡って裁くなんて真似をすると、いくらでも他者の人権を無視して地獄に叩き落す事が可能になってしまう。だからこそ「遡及効は認めず」が法の原則となっているのだ。
ただ、例外もあるのでそうした場合には法律文の中にはっきりと遡及効を認める旨が書かれている。しかし残念ながら『アイヌ施策推進法』にはそのような特別な記述はない。
↑↑↑ 原文そのものを見ていただいた方が話が早いと思う。
次に、この前身となった『アイヌ文化の振興並びにアイヌの伝統等に関する知識の普及及び啓発に関する法律』にも目を通して欲しい。
こちらも法律文の割には決して長いものではないので、ぜひ最後まで読んでみて頂きたいのだが、やはり遡及効について書かれた部分はないし、そもそもこの法律が向く先は行政や法人などに対してであって、一個人の言動を罰するような内容にはなっていない。
である以上、こうした法律の解釈を捻じ曲げ、また法の効果を遡及させるが如く愚行に及んでまで杉田水脈を非難し、議員資格ナシと言い切る朝日新聞こそ、私は新聞社である資格がないのではないかと思う。
それに人権意識だの議員資格だの言うなら、今あちこちで暴れ回っている共産党議員とかどうなのよ。
ここ1ヶ月間に限ったってこのようなトンデモ物件がいくらでもあるんだけれども、朝日新聞はこいつらに対して何か批判したっけか?
共産党の福島県や漁業関係者に対する差別発言を本気で咎めるそぶりもなく、7年前の杉田のブログ書き込みでピーチクパーチク騒ぐって、それが大手新聞社のやる事かよ。
さすがは「放射能がくる」の朝日グループ様だな。杉田を批判する前に、自分達の過去の言動の愚かさをすべての震災被害者達に詫びたらどうだ?
※ 本文ここまで
以下はテンプレがあるだけなので、お布施してくださる方のみ有料マガジンをご購入ください。
https://note.com/oharan/m/me7f4e089bacd
ちなみに、有料マガジン(500円/月)も記事単品も同価格ですので、マガジンのご購入をオススメしております。
ここから先は
¥ 500
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。