[埼玉日帰り旅行] お盆に墓参りするのがクソほど嫌なのでGW中に済ませる旅「息子に祖父について教えよう編」
さて、無事に腹ごなしも済み、「まだ着かないの?」「あと何分?」と車中がヒマでグズり倒していた息子も、思った以上にステキなお店だったため、テンションが上ってご機嫌に。
お陰でこの後はスイスイと順調に車が進み、あっという間に行田に到着。そして早々と墓参りを済ませたところで、なんと今日の予定がすべて終わってしまった(※今日の予定 昼飯食う→墓参りする)。
という訳で、この後は完全にノープランなので、気楽に行田を徘徊する事に。
まず訪れたのが行田市の郷土博物館。なぜか天守が建っていてご立派だけど、そもそもこのお城は巨大な湿地帯の中に無理やり居住空間を作った的な造りだったため、そんな御大層な物は後付である。
そしてこの博物館、実は私の母方の祖父の人生最後の大仕事だった。祖父は行田市を中心とした郷土史家をしており、大学で教鞭を取っていた人物。のぼうの城など忍城の水攻めを描いた作品の出典元にされる書物のいくつかを祖父が訳している(たとえば成田記)。
ところが、この博物館の建設中に脳血管をヤってしまったようで、現場で倒れてそのまま言葉も喋れなくなり、ほどなくして博物館の完成を見ずに亡くなった。
そんな話と共に、息子に行田がどういう土地かを教えるため、久々に入館。
なんか忍城グッズが色々と増えとる!
いまは御城印帳なんて物があるのか。小説・映画・ゲームのお陰で取り上げられる機会は多いけど、その割に甲斐姫を殆ど推してないのが意外だった。
さすがに架空の人物(盛られ過ぎ)という判断になってるのだろうか。
この日はこどもの日記念という事なのか、子供に甲冑を着せて記念写真を撮れるイベントが行われていた。
「あらよろしいじゃない!」と思ったものの、残念ながら完全予約制で、すでに全ての時間帯の予約が埋まってしまっていた。残念だ。
皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。