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AmazonとAVメーカーに共通する最大の泣きどころ

Amazonで商品抜き取り被害が続発?

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「AmazonでCPUを購入したら商品が抜かれていた」と告発した人物がおり、これをキッカケとしてSNSを中心に話題になっている。

ここで取り上げられているのは、2人の人物がAmazonとのやり取りの中で商品抜き取り被害に遭ったという件だが、Twitterやそのまとめを見ると、商品こそ違えど似たような被害に遭ったという告発が集まっている。

ただ、こうした抜き取り被害の告発の中には、返品・返金詐欺が紛れ込んでいる可能性もあるため、一概にAmazonが全て悪いとは言い切れない。現段階ではどちらの可能性もあるとしておかないとフェアではないだろう。

まとめの見出しにもあるように、今や開封時の動画撮影(できれば受け取り段階から)が必要なのかもしれない。

そして、このAmazonのトラブルと並べて考えたい事案がある。

AV業界史上、トップレベルの大流出事件発生

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最も話題になったのは10月頃だったと記憶しているが、AV業界でここ20年の間で最大級とも言える無修正素材の流出事件が起きてしまった。

なぜ20年間で区切るのかと言うと、それ以前になると全裸監督こと某村西先輩がメーカー(ダイヤモンド映像)を潰した際の超絶大量裏素材流出があるからだ。

私は見事なまでにオッサンであり、あのダイヤモンド映像の裏流出の際にはレンタルビデオ屋でアルバイトをしていたのだが、ダイヤモンド映像倒産の余波でそのレンタルビデオ屋まで差し押さえの "赤紙" が貼られる事態となってしまい、働き続ける事が出来なくなってしまった(何でもレンタルビデオ屋の経営者が村西先輩に深入りしてしまってたらしい)。

それからしばらくして、ダイヤモンド映像の作品の多くが無修正ビデオとして出回ったのだが、あれは村西先輩から借金のカタに編集前の素材を取り上げた連中が売り捌いたと言われており、正直アレと比較してしまうとちょっとやそっとの流出事件では驚けない。

そんな訳で、今現在起きている流出事件も酷い被害ではあるのだが、「過去最大級!」なんて謳うのは大嘘なのでご注意されたし(メディア向けに忠告)。

そんな前置きをした上でAV流出事件について述べるが、これについては最も大きな被害を受けたSODが、業界内や報道向けに色々とリリースを流している。

流石にその文面を丸写しする訳にはイカンので適度にぼかすが、内部調査の結果、流出した素材に業務として触れていた人物がなんと1人にまで絞り込めたという。
しかも、その人物はすでに社内におらず、法的処置も含めてうんぬんかんぬんと。

また、AV業界は激動の渦中にあり、色々な動きが絡み合って一斉に暴発してしまったような状況にある。

実は、少し前からAV通販サイト最大手のFANZA(旧DMM)から、SOD系列の作品が消えているのをご存知だろうか。これについては「審査団体絡みだろう」という声が最も信憑性が高い。

どういう話かというと、今現在FANZAで取り扱っている作品の多くを審査している団体がある。

これはビデ倫やメディ倫などの審査団体を何体も悪魔合体させた末に誕生した審査団体で、比較的審査基準は厳しめだと言われている。

余談だが、伊藤和子ちゃん騒動(AV出演強要問題)の際にIPPAという団体の名前がよく持ち出されていたが、あれは知財管理の業界団体であり、審査団体としての機能はない。

このような既存の業界団体に加えて、最近になってOCCN(配信映像審査ネットワーク)という審査団体が誕生した。それと同時に、SODはこのOCCNの審査を通すようになったのだが、その直後にFANZAからSOD作品が消えたのである。

その理由について業界外に情報が出ているかどうかは知らないが、「OCCNの審査基準がFANZAの基準に適していないと判断された」という事になっている。

ただ、これについては諸説あり、単純な審査基準(例えばモザイクの薄さとか大きさとか)だけではなく、OCCNが当初掲げていた方針などがFANZA(DMM)にとって都合が悪かったのではという声もある。

こうした背景があり、SODがどういう立ち回りをするのかなと注目されていた中での大流出だった訳で、業界外の方よりも、むしろ業界内部の人間に与えたインパクト(主に恐怖)の方が大きかったように思う。

先ほど紹介したメディアの記事では、こうした情報よりも「生中出しがウソだった!」なんてネタに力を入れていたが、私としてはそんな話はここではしたくない。AVの絵を真に受ける方がどうかしているというのもあるが、それ以上に重要なポイントがあるからだ。

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