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萬年橋のすぐ近くにある個性爆発な立ち食いそば(芭蕉そば/江東区常盤/立ち食いそば)

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以前にも色々な記事で言及している気がするのだが、現在住んでいる東京23区の東側はとにかく川が多い。暗渠化されている場所も一部あるものの、ある程度の川幅があるものだけを抜き出しても、隅田川・神田川・小名木川・横十間川・北十間川・大横川・竪川・仙台堀川……さらに東に進むと荒川や旧中川と、道路だけではなく川まで碁盤の目のようになっているのだ。

この辺りは見事なまでの海抜0m地帯で基本的にド平坦な地形なのだが、例外がこれらの川を渡るための橋である。かなり傾斜のキツイ橋もあるため、坂道こそないものの、あちこち散策するにはアシスト機能付きの自転車が必須だと思う。

特に川に邪魔されて公共交通機関が発達していないエリアが多く、そういうところに限っておもしろ物件(象徴的なのは砂町銀座だと思う)が隠れているため、お宝探しをするには絶対に何かしらの "足" が欲しいところ。


相変わらず前置きが長くて恐縮だが、そんな "水の街" なんて妙にキレイな言い方をしてみたくなるイースト東京の、隅田川と小名木川の合流地点近くに、キャラの立ちまくった妙な立ち食いそば屋がある。

それが今回ご紹介する『芭蕉そば』さんだ。

聞くところによると立ち食いそばマニアの中では知る人ぞ知る存在で、YouTubeなどでも度々取り上げられているらしい。


ここは外観こそガチレトロなのだが、ご覧のようにお値段だけ見ると少々割高。かけそばが500円というのは、立ち食いそばの相場としてはかなりのお値段だ。

しかしそれでもこの店は常連が多く、早朝5:30から営業している事もあってタクシーの運転手や配送業者などを中心に、熱心なファンがいるようだ。


トッピングの天ぷら類はかき揚げや春菊など種類を絞っており、かなり少数精鋭。しかも聞くところによると、この天ぷらが他の店とは考え方の時点で全くの別物なのだという。

話し好きの店主いわく「ウチのは殆ど素揚げなんだ」との事で、天ぷらと言いながらほぼ素揚げ状態の野菜やかき揚げが乗ってくるらしい。


「いやあ、これは当たり外れの差がすごそうだ」と思いながらも、ひとまずお水を飲んで心を落ち着かせようと思ったのだが、キンと冷えたお水から爽やかな柑橘系の香りが。

あらら、こんな店(失礼)なのにわざわざレモン水を出してるのか。そうなるとちょっと話が変わってくるぞ。妙にこだわっちゃってる系の店主である確率が一気に高まった。

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