5/12名古屋栄ミナミ音楽祭に名古屋のお笑いスーパースター『ロコモコボンゴ ! 』を見に行った。 その2
5/12 10:40くらいだったかなあ?
名鉄電車を降りたのは名駅。
名古屋駅なのだが、名古屋ローカルでは『名駅』って言うのだ。
地上に出て、名駅の名所『ナナちゃん人形』のところがその栄ミナミ音楽祭の名駅会場になっていたので、行ってみたが、まだ音出しとかもはじまっていなくて、ちょっとは栄ミナミ音楽祭の感じに触れたいなあ、なんて思って『ナナちゃん人形』のところまで行ったのだが、まだ早かったか、と判断して、また地下に向かった。
名駅から名古屋城まで歩いていけるんじゃないか、と思い地下鉄改札前で名古屋案内のガイドブックなんか置いてあるところがあったので、地図を見たが、遠いかも、ということになってそこのガイドさんに尋ねて、地下鉄で行くことにした。
ガイドさんがその場にいる、というのが名古屋なのだと思った。
親切、わかりやすい、困らないのである。
そして名古屋の地下鉄名城線、降りたのは『市役所』。
名古屋弁の何かアナウンスが地下鉄改札周辺に流れていた。
標準語の思考に降りかかってくるかのような名古屋弁、名古屋感たっぷりな地下道から地上に出ると、まさに観光地色たっぷりな世界が広がっていた。
ここのところを写真で紹介したいのだが、写真の挟み込み方がわからないので、自分のブログで書き直そうと思うのだが、地下鉄出口からして、歴史的名所をアピールするかのような構えになっていて、出れば、金シャチ横丁という最近取ってつけたような飲食店の列がつながっていて、おお、観光地、わかりやすくてびっくり ! という気分で名古屋城まで進んでいった。
500円の入場料を払って、入ってみると、ボランティアガイドの方々がいらっしゃって、頼もうかなあ、と思うものの、一人、自分の興味に沿って動きたい方なので、そのまま少し行くと、聞こえてきたのは、太鼓の音。
忍者ショーみたいな催しものが始まるらしい。
くノ一姿のお姉さんについていくとはじまったのは楽しい忍者ショー。
外国人観光客の方々はしっかり食いついて、貸し出された無料のシートに腰を降ろして30分ほど。
いやあ、名古屋城を見に来て忍者ショーまで見られてラッキイラッキイラッキイ池田、ヨイヨイ、とこころの中で小躍りしていたものの、肝心の名古屋城はどうなったのか、と向かったのだった。
名古屋城に着くまでに入ったのが、本丸御殿というところ。
歴史的なことはよくわからない。
ふすまに描かれたような絵をいくつも見た。
せっかく入ったのだから、ここも見ておこう、と入ったのだが、建物やらなにやら、とにかく新しいっぽかった。
で、名古屋城を目にすると、工事中で、外から眺めるだけだった。
工事中なことは知っていたが、城の後ろ側になるのだろうか ? 天守閣まで伸びたエスカレーターが目立っていて, 歴史的建造物、これでいいのだろうか? ということを思ってしまった。
城の周囲を歩き、土産物屋にはいって、城と金のシャチホコの模型みたいなものを買った。
見上げるたび金のシャチホコはピカピカと、この日好天の光を照り返していた。
帰ってきてからネットで調べると、車椅子でも見られるように、ということでエスカレーターはついたみたいだった。
栄ミナミ音楽祭が気になってきて、出るか、と土産物屋の前で巨大金のシャチホコ前で写真を撮って、門をくぐって、また、金シャチ横町を眺めながら、地下鉄の入り口に向かった。
金シャチ横丁はなかなかの広がりをみせ、途中、ビアガーデンまであり、両脇に大きなPAセットを備えた、小ステージまで組まれていた。
すごいすごい、観光地観光地、という気にもなったが、がっかり感は大きかった。
金のシャチホコ見られてよかったじゃないか、として納得すべきだったのかもしれない。
しかし、なんなんだろう、この力が抜ける感は?
私事だが、ここ数年、家の用事で京都に行く機会が何度かあって行き、ついでに名所に立ち寄る機会もあったのである。
京都は、観光地として、さすがというか、やっぱりびっくりするところだと思うが、見て良かった感があると思う。
日本人の心に触れるとか、歴史的なものに触れられたとか、そんなありがたみやら重みを感じるところがある。
それとは別の種の感動の持ち合わせがないと、名古屋城観光のありがたみやら重みやらは出てこないのではないだろうか? という気がする。
城が好きとか言うひとにはいいのかなあ?
かなあ?
と、名古屋栄ミナミ音楽祭のことながら、名古屋城観光のことを書いたのも、これと同じような、なんだかなあ? 的な共通があるなあ、ということで書いた。
その、栄ミナミ音楽祭、見に行った『ロコモコボンゴ !』さんのことなどは、次回に書きます。
また、明日。
お楽しみに !