![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/165229144/rectangle_large_type_2_ea0a19c22b61e3983e788b4a463d9162.png?width=1200)
G検定 5-1 18. 畳み込み層
シラバス 18. 畳み込み層 についてまとめていきます
目標
・畳み込み層の基礎的な知識を理解する
・全結合層と畳み込み層の差異について、説明できる
・畳み込み層の役割について説明できる
・畳み込み層のパラメータ数について理解する
・畳み込み層が適用できるデータの特性について理解する
キーワード
Atrous Convolution, Depthwise Separable Convolution, Dilation Convolution, カーネル,ストライド, 畳み込み操作, 畳み込みニューラルネットワーク (CNN), 特徴マップ, パディング, フィルタ
![](https://assets.st-note.com/img/1735452944-sk4ULVIDo6qwGT7pJfZ3Frje.png?width=1200)
【畳み込み層の基本概念】
■畳み込み層の基本
・画像認識に特化した層構造
・局所的な特徴を抽出
・パラメータ数を削減可能
■主要な要素
畳み込み層の処理(convolution)
フィルタ(カーネル)を使う
特徴を検出する小さな行列
エッジや模様などのパターンを検出
サイズは通常3×3や5×5
特徴マップのサイズが小さくなる
パディング処理
入力と同じ特徴マップにしたい時に使用
入力データの周りに追加する余白
出力サイズの調整に使用
ストライド
フィルタの移動幅
大きいほど出力サイズ(特徴マップのサイズ)が小さくなる
■全結合層との違い
・パラメータ数が少ない
・位置の変化に強い
・画像の空間的特徴を保持
■発展的な手法
広い範囲の情報を集約するには、フィルタサイズを大きくしても良いが、計算量と学習するパラメータ数が増えてしまいます。
Atrous Convolution (Dilation Convolution)
直訳すると、、、拡張畳み込み
フィルタの間隔を空けて畳み込み
広い範囲の特徴を効率的に捉える
DeepLabのニューラルネットワークで使われる
Depthwise Separable Convolution
直訳すると、、、奥行き方向に分離可能畳み込み
空間方向とチャネル方向に対して独立に畳み込み処理を行う
空間方向はDepthwise Convolutionは特徴マップのチャネル毎に畳み込み処理を行います
チャンネル方向はPointwise Convolutionは1×1の畳み込み処理を行う
計算量を削減
モバイル向けに最適化
通常の畳み込み処理の近似計算なので、精度は一致しません
通常の畳み込みと同様に、ネットワーク内に複数回配置することができる
■適用データ
・画像データ
・時系列データ
・空間的な構造を持つデータ
![](https://assets.st-note.com/img/1735596738-ZduQI0R9Jmt8EYW2BL6VAPNC.png?width=1200)