うちの会長が…大教会が。愛野分教会　合田慶三郎

あなたの近くにこんな人いませんか？

　見て下さって有難うございます。何かしら感じて覗いて下さった方も、たまたま押してしまっただけの方も、私の戯言に１分程お付き合いくださいませ。
　さて、皆さんの周りに「上級の会長がもっと〇〇したら…」「大教会の〇〇で〇〇になった」「本部が〇〇を〇〇したら」などと呟いている方いませんか？
私の周りには結構います……(笑)　というか、正直に言いますと私も親に物申すタイプでした。
（今もあまり変わってないのですが、あえて過去形なのは御愛嬌）

意外にも…

　こういうタイプの方は意外にも信仰心の強い人や、多才な方が多い様に思います。

・合理的に考えてこうするべき。
・一般社会ではこうするのに、お道はなんでこうなんだ！？
・教会長さん、奥さんはこうあるべき。
・理想の教会像と自教会を比べてしまって…
・話しを聞いてくれない、まともな返事が返ってこない。
・上級や、会長さんには言うに言われん…

大体の方は、この様な考えが拗れてしまったり、伝えたい思いが心に溜まって、不足・不満に繋がっているのだと思うんです。
　この様な考えや思いをもっている方の意見を聞いていると、「確かにっ！なるほどっ」と思う正論の事のほうが多い！…にも関わらず、それをただの不足にしてしまってるなんて…実に勿体ない！！これはお道の大損失だと思うんです。
いやそんな事は分かっているが…
そんな事を言ったって…〇〇が…。
こう変わらなければ……こうしてくれたら。
と色々な思いが出てきますよね。

変革を起こすのはいつだって自分から！

　一旦、かしものかりものの基本に立ち返って。
　このお道の教えは他の人の為にあるのではなく、いつだって自分自身の為にあるという事を忘れてはならないと思うのです。
　あなたを取り巻く環境、あなたの周りにいる方は全て、親神様があなたの為に用意して下さった「かりもの」です。その中で自分自身の因縁や癖性分に気付き、心を陽気ぐらしの方向へ変えていくなら、あなたはもっと幸せになっていけるんだよ。と、教祖はいつだってあなたの成人を待ち望んで下さっているんです。
　熱心なあなただから、才能のあるあなただからこそ、もっと大きな視点で、教祖の御心に一歩でも近づく歩みを進めて欲しいと思って下さっているんです。

自分を植物に置き換えて・順序一つが天の理
　

　親は根と聞かせて頂きますが、親が根ならば私たちは枝葉でしょう。
枝葉が栄える為には根から大地の栄養を貰い、茎や幹に吸い上げて頂いて、初めて自身が成長することが出来る。親神様の温み水気をはじめとする十全の守護を、順序の理を通して頂くんです。枝葉が太陽の光を燦燦と浴び、高い位置から世界を見渡せるのは根や茎が陰で支えて下さっていればこそではないでしょうか？
　枝葉が為すべき事は、根や茎に不足をする事ではなく、しっかりと栄養を受け取って花を咲かせたり、新たな種を蒔く事にあると思うんです。

こうまん布教師…布教の家時代…

　自信家で、割と人と話すのが得意な私は、布教もまぁ上手くいくだろうと勝手に思い込んでいました。しかし布教の家時代は、毎日朝からにをいがけに出させて頂ける有難い環境であるにも関わらず、断られ続け…全くにをいのかからない日々。
そんな悶々としている時にある先生から言われた一言。
「会長さん(親)と連絡取ってるか？おたすけについてしっかり話し合ってるか？自分の親の心も分からん者が、親神様・教祖の御心分かるかい？」
今聞くと当たり前の様に感じますが、何でも自分の力でしていると思っていたあの頃の私には衝撃的な言葉でした。

最後に

　
　折角の思いを不足で終わらすのではく、対話を通して自身の順序を辿り、誠真実の心にして親神様に受け取ってもらいませんか？
　教祖１４０年祭にこれほど教祖が喜んで下さる真実の御供はないと思います。

　冒頭で「あなたの近くにこんな人いませんか？」と問いかけたのは、思いの強い人の力が必要だから！あなたの周りでそんな人が居たらチャンスです！分かり合えた時、きっと大きな力になってくれるでしょう。
　
「どこが１分程や！」とお叱りを受ける程長くなりましたが、最後まで読んで下さり誠に有難うございます。