教祖からのプレゼント 伊勢原分教会 宇佐美紫帆
はじめに
みなさん、こんにちは!
教祖140年祭に向かうこの旬に、いろんな活動をされていることと思います。みなさん、毎日お勇み様です🤲🏻
教内に勇んだ雰囲気がながれて、こちらも「がんばろう!」と勇まされる毎日です。ありがとうございます😌
今回のお話は、私がなかなか勇めない、頑張れない、と心が沈んでしまっていたときに感じさせていただいたお話になります。
少しでも誰かの心のつかえが取れればいいなぁと、思いを込めてお話させていただきます。
舞い込んできた思わぬおたすけ
ある日、私が定期的にいかせてもらっている献血に行ったときのこと。献血会場はショッピングモールに囲まれており、予約の時間までお店を見て時間をつぶしていました。突然、「すみません!」と声をかけられました。そこにいたのは60代くらいのおじさんで、「この近くに◯◯銀行ってありますか?」とのことでした。
私もわからなかったのでスマホで調べて、「ここにありますよ!」とお伝えしましたが、「わからない」とのことでした。幸い、時間に余裕があったので銀行まで道案内させていただくことになりました。
銀行に向かう道中、ナビゲートしている私をも抜かしてどんどん進んでいくおじさん。「もしかしてお急ぎですか?」と尋ねると、「11時までに入金しなければいけない」と言われました。
現在の時刻10時50分。銀行まであと7分。、、!!
「急ぎましょう!!」と足早に銀行へと走りました。道中、「なんとしてでも入金しなければいけないんだ」と、おじさんが銀行へと向かう足を早めてくださったおかげで、10時55分、銀行に到着することができました。
「ありがとうございます!なんとお礼をしたらいいか、、」とおじさん、
「困ったときはお互い様ですよ!こちらこそありがとうございました!」と言って、おじさんが銀行に入るのを見届けてさよならしました。
帰り際、「おたすけさせていただいちゃったなぁ」と思いながら歩いていると、ふと、心も顔も勇んでいる自分がいることに気が付きました。
勇めない日々に教祖からのプレゼント
思えば最近、「おたすけできているのかなぁ」とそんな思いがどこかにあり、心が晴れない、勇めない日々を過ごしていました。
がんばろう!と意気立ってもなかなか思うように動けない、理想と現実のギャップに、いつしか心が窮屈になってしまっていたのです。
そのようなタイミングに今回の出来事が起こり、私の窮屈になってしまっていた心を教祖がほぐしてくださったのかなぁと、そう思いました。そして、声をかけていただけたのは、勇めずにいる私への教祖からのプレゼントだ!!と、そう思っています。
おたすけのカタチはいろいろ
この出来事はおじさんから声をかけてくださったお陰で、おたすけにつながりましたが、実は困っている人は、自分が気付けていないだけで周りにたくさんいるはずです。教祖の手足である用木の私たちは、常にアンテナをはることがおたすけへの第一歩なのかなと思います。
そして、“おたすけのカタチはいろいろある”ということを改めて感じさせていただきました。まずは自分にできることから、でいいんです。きっとあなたにしかできないおたすけもあるはずです。ともどもに、成人の道を歩ませていただきましょう🐢