【完全ミルク育児】が心配なママへ
BY 勝手に子育て応援隊長-おハナマル
嬉しい我が子の誕生。
一大イベントの『出産』を終えると、今度は『子育て』という現実に向き合います。オムツ替えに沐浴、着替え、それから授乳。
赤ちゃんもおっぱいを飲むのが上手ではなく、ママも緊張してしまって…
今回は、授乳がうまくできないママへの応援メッセージです。
目次
1、私って本当にママ?
2、ミルクだけでもきちんと育つの?
3、いつでもママの笑顔が一番!
1、私って本当にママ?
出産が終わると、入院中の病室で始まるのが『授乳指導』。
心は赤ちゃんの誕生を幸せに感じているけど、出産という大役を終えた体はとても疲れています。その体での授乳が始まります。
『赤ちゃんは初めから上手におっぱいを飲んでくれる』と思ったら、赤ちゃんも最初はおっぱいを飲むのが苦手。ママと一緒に頑張ります。
個人差が大きいのが、ここから。
隣で上手におっぱいを飲ませているママがいる。
それがプレッシャーになり、精神的に追い込まれる。
おっぱいが張る。
会陰切開の跡が痛い。
だんだんおっぱいの時間が苦痛になっていく。
『私はママなのに、赤ちゃんにおっぱいもあげられないの…?』
2、ミルクだけでもきちんと育つの?
私は3人の授乳をしてきましたが、どの子のときもほとんど母乳がでませんでした。
長男出産後の入院中、やっぱり『授乳指導』がありました。
3時間おきに赤ちゃんを迎えにいき、母乳のあげ方を教わります。赤ちゃんの角度、おっぱいの咥えさせ方、自分の姿勢。しかし、授乳後の体重測定で赤ちゃんの体重はほとんど増えません。
入院中もほとんどその状況に変化はなく、そのまま退院。家に帰ってから、なんとか母乳を吸わせようと頑張りましたが、会陰切開の跡は痛いし、授乳しているこの時間が悲しくて、涙が出ることもありました。
そんな授乳を頑張ること1ヶ月。
ふと思いました。
こんなに【母乳】にこだわることはないのではないか、と。
私より2年前に『先輩ママ』になっていた実妹も、母乳があまり出ず、早々にミルクに切り替えていたのも知っていました。
初めての赤ちゃんのお世話でやることは、【授乳】だけではありません。
それなのに、その一部の【授乳】が負担になっていては、他のことをやるほどの気力を残すことができないことに気がついたのです。
そこからはもう開き直って、【完全ミルク】に切り替えました。
そしたら、夜中のミルクも苦痛ではなくなり、パパと協力しながら、この授乳時期を乗り越えることができました。
私の子どもたち3人は、みんな1ヶ月ほどしか母乳を飲んでいません。(それれも多分ほとんど出ていません)
完ミに近い混合の時期を1ヶ月過ごし、その後は完全ミルクで育ちました。
医学的※にはいろいろとあるとは思いますが、うちの子たちに限って言えば、特に病気にかかりやすい、ということもなく元気に育っていきました。
※初乳には母からの免疫が入っているといいます。さらに、その後の母乳にも免疫が含まれているそうです。
※ミルクには、母乳同等の栄養は含まれていますが、この【免疫成分】はありません。
参考:こそだてハック
3、いつでもママの笑顔が一番
母乳をあげることができなくて「私、ママなのに…」と思っているママ
母乳の出が悪くても、完全ミルクに切り替えることをためらっているママ
ゆっくり考えてみてください。
『母乳で授乳をする』というのは、ひとつの行動でしかありません。
その行動で、自分の子供への愛情をはかるものではありません。
ましてや、【母乳が出ない=母親失格】なわけがありません。
これからの長い育児生活、幾度となく自分のこと、子供のこと、向き合うときが来ます。その度に忘れてほしくないのが、子供にとって一番大切なのは、
ママが笑顔でいること
子供って、本当に私たちが思っている以上に、周りの大人たち、特にママを見ています。ママがつらい思いをしていると敏感にキャッチします。
ですから、それをしなければ『死の危険がある』ということ以外は、自分の笑顔優先、子供の笑顔優先で、思い切ってツライもの・大変なことからは解放されてしまいましょう。
あなたの笑顔が一番です!
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