赤ちゃんの夜泣きで頑張るママへ
BY 勝手に子育て応援隊長 - おハナマル
終わりが見えない我が子の『夜泣き』。
自分が【ママ失格】だと感じていたりしませんか?
今回は、そんな『赤ちゃんの夜泣き』で頑張るママたちへの応援メッセージです。
目次
1、あなたは頑張ってる!
2、自分の赤ちゃんでも【ママとは違う人間】
3、自分でコントロールできることをやる
1、あなたは頑張ってる!
あるマンションの一室に、赤ちゃんと一緒に暮らす一人の女性がいました。
上下左右を部屋に囲まれ近所迷惑を気にする中、ほかに手助けをしてくれる人はなく、部屋には朝も夜も関係なく泣く弱々しい赤ちゃんだけ。
女性はその赤ちゃんの命を一人で守っているのです。
赤ちゃんは言葉を話しません。
お腹がすいた
おしりが気持ち悪い
抱っこしてほしい
他に何か感じていることがあっても、女性は想像して動くことしかできないのです。
もし、こんな人がいたとしたら、あなたはどう思いますか?
「赤ちゃんが泣いているんだから、どうにかしてあげなさいよ」と思いますか?
赤ちゃんを育てているママなら、
「この人、一人で大変そうだな」
「頑張ってるんだな」
と思う人が多いのではないでしょうか。
赤ちゃんという頼りない存在を守ろうと、一人で必死に頑張っている。
そう、それはあなたのことです。
客観的に見れば、こんなにも明らかに頑張っているとわかる状況なのに、人は自分のことになると途端にわからなくなってしまうものなのです。
頑張り過ぎて、ママの心に余裕がなくなってくると、赤ちゃんはそれを敏感にキャッチします。すると余計に泣き止まなくなってしまうことも…。
まずは、「私は頑張ってる!」と声に出していってみましょう。
2、自分の赤ちゃんでも【ママとは違う人間】
「十月十日も一緒にいたのに、赤ちゃんがなんで泣いているのかわからないの?」
いまだに、こんな迷信めいたことを言う人がいることに驚きです。
ママ自身も、我が子を産んだ瞬間から、この子が自分の分身のように感じて、『ママなら何でもわかってあげなくちゃ』と思い込んでいませんか?
確かに、自分では何もできない未熟な存在ではありますが、この世に生まれた瞬間から赤ちゃんも【ママとは違う一人の人間】。
その【独立した一人の人間】を完全に理解し、コントロールするなんてできるはずがありません。
人間には、自分でコントロールできる範囲と、関心を持っていてもコントロールできない範囲が必ずあります。
自分の気の持ちようは、いくらでもコントロールできます。
ですが、人の気持ちを変えたり、操ったりすることは決してできません。
これは赤ちゃんだって同じ。
まずは、そのことを理解しておきましょう。
3、自分でコントロールできることをやる
「ママだからって、全部わからなくてもいいんだ!」ということが理解できたら、次は、自分の気持ちをコントロールしましょう。
私が子育てで経験してきて、自分が大変なときにしてきた気分転換の方法をいくつかご紹介します。これを参考に、自分流にアレンジしていってみてくださいね。
①環境をガラッと変えてみる
赤ちゃんが泣いて心が煮詰まっているときは、世界が狭まっているように感じます。そんなときは、こうしてみましょう。
◎電気をつける
◎テレビをつける
◎音楽をかける
◎うたう
◎外に出る
周りの環境をガラッと変えるだけで、意外と冷静になれて、赤ちゃんが泣いていても『ま、いっか』と思えたり、『なんで私イライラしてたんだっけ?』と思えたりしますよ。
②泣いている赤ちゃんを観察してみる
上の①を試しても気持ちを切り替えられない場合は、泣いている赤ちゃんをよく見てみましょう。
深呼吸をして、少し離れて、赤ちゃんを見てみるのです。
これで泣き止むことはないですが、私は息子をこうして見たことで愛しく感じられたことがあります。そうすると、そのあと、同じ『あやす』という行動をするにしても、とても落ち着いて息子と向き合うことができました。
信じられないかもしれないですが、一回、試してみてください。
③一緒に泣く
これも実体験です。
本当に、心に余裕がなくて、一人でつらくてつらくてどうしようもないときは、もう我慢をしないで一緒に泣いてしまえばいいんです。
「なんで泣いてるのー?ママだってわからないよー!!!」
ママが泣くことでビックリして赤ちゃんが泣き止むときもあります。
泣き止まなかったとしても、泣くととても気持ちがすっきりします。
これも②同様、泣いたあとに冷静になれるので、泣きたいときは我慢をしないで泣いてしまいましょう。
④何をしても赤ちゃんと向き合えないときは…
①~③を試しても、どうしても赤ちゃんと向き合えないときもあるかもしれません。
そんなときは、どこかにその辛さを吐き出しましょう。
私にコメントでストレスをぶつけてもいいですよ。
自分のブログや日記に書き出すのもいいかもしれません。
私は育児で【どうしても息子と向き合えない】【自己嫌悪しか感じられない】ときがありました。そのときは、地域の育児相談窓口※に行きました。
身内だと、意外と気にして言えないことがあったり、友人にも言いにくいこともあります。
それが第三者だからこそ話せるので、とても気が楽でした。
ツライときは、一人で抱え込まないことが一番です。
行動を起こすこと自体が苦痛な場合もあるかもしれませんが、そこを一歩踏み出せると、気持ちをパッと切り替えるきっかけになるかもしれませんよ。
※相談窓口の探し方
「育児相談窓口 (地域名)」「育児相談 電話 (都道府県)」
とGoogleなどで探してみてください。
<まとめ>
2人目・3人目になると「夜泣きってなんだっけ?」っていうくらい、気にならなくなります。
やっぱり大変なのは1人目の『夜泣き』。
私も長男のときは、もう「これが一生続くのか」と思えるくらい、暗いトンネルで迷子になっている気持ちでした。
でも、絶対にそんなことはありません。
いつか終わりはくるのです。
ママがダメなんじゃありません。
赤ちゃんが悪い子なんじゃありません。
私がこうして思い出話をしているように、
「あなたはこんな子だったのよ」
と話せる日が必ずきます。
大丈夫!
ママは頑張ってるよ!!
お役にたちましたら「シェア」をしてくださると、とても嬉しいです♪これからも一緒にブログや子育てを頑張っていきましょう!(*^^*)