ホーム・プロジェクターとThe Cottage Fairy
テレビを見る習慣がないので、1LDKの一人暮らしの家にはテレビがありません。YouTubeやU-Next(ホビットとLOTRを見るために加入しました…)を観るときなどは13インチのMac Bookで見ているのですが、画面小さいし、目も疲れるし。ホーム・プロジェクターを買おうかな。でも高そうだしな… と思って調べもせずにいたのですが、やっぱりどうしても欲しくなって。
ONOAYOプロジェクター 超小型 10000LMというホームプロジェクターをAmazonで買いました。お値段は10,000円以下です。いまは売り切れちゃってるみたい。でも同じスペックで同じ価格帯のはたくさん売ってますね。
わたしが買ったやつも、台形補正、投影面積・ピント・色温度の調整などなどができます。
壁の近くに置いて、小さめに投影してみます。
遠くに置いて、大きめに投影してみます。近くに置いた時より、明るさが下がる印象です。部屋を真っ暗にすれば問題なし。
いつも観ているYouTubeチャンネル、The Cottage Fairy の新しい動画を観ました。
機械類は疎くて、あまりこだわりもないので、レビューはできないけれど… GOOD!冷却ファンが初めから鳴っていてちょっとうるさいけど、動画の音量を上げれば気にならなくなります。
画質について。スクリーンがなくて壁に直投影しています。その壁紙がつぶつぶとした質感なので、PCの画面ほどの鮮明さはありませんが、動画の印象がちゃんと伝わる程度に影響がなければ気にならないので画質はOKとします。小さい文字とかは読めなくなりそうですけれど。PCより大画面なのが良い!
ちなみにわたしが追っかけているYouTuberのThe Cottage Fairyについても少し触れたい…
Paola Merrillさんというカナダ・アメリカ国境地帯の山間部に住んでいるアメリカ人の20代の女の子で、現代版「大草原の小さな家」みたいな生活を送り、その様子をYouTubeに投稿しているYouTuberのかた。
町の学校の先生や書店員を経て、いまは絵や動画制作で生計を立てているそう。ご結婚されていますが、結婚前は小さなコテージに独りで住み、ありとあらゆるものをDIYして、園芸や制作に打ちこみ、採ってきた野草でお料理をして。夏は山火事が起きるほど暑く、冬はとても雪深い。そんな都会より不自由な場所で暮らし、若くして、あえて物質的豊かさと距離を置き、物質に依存しない内的豊かさと幸福を追求する生き方を選択しているわけですが、ほんとうに妖精的。浮世離れしたフェアリーテイルと言いたいのでは決してありません。むしろ地に足のついた生活を送られています。大多数の人たちが、世間での生活において価値を置いているものごとに、この人は焦点を当てていないんだなぁ(それらのことについて知ってはいても)という潔さに、ハッとさせられます。
映像美もさることながら語りも素晴らしくて、若い女性の中に、ネイティブ•アメリカンの長老か誰か…すごく知的な年配の方が入っているかのようなのです…。眼差しと表情も良い意味で老成しているというか。
たとえば。What I learned from traveling full time という作品の中でこういう語りがありました。
押し花の入ったクッキーやランタンをつくりながら(ランタンをつくる動画はこちら)、こういった、人間の精神性や人生そのものへの洞察を語るわけです。しかも感傷的なのではなく、どこかとても爽やかなのです。
ほかに好きな動画は、
I didn't have friends most of my life - being 'unsocial' and finding belonging
生涯の友を得るのに一生涯かけてもいいよねという励ましが語られている回。Working as an artist in the countryside - being a creative soul without fear
他人の評価に影響をされない作品制作の意義について話している回。才能という概念から自由なクリエイティビティとは。
プロジェクター、買ってよかった=。
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