イギリス日記 #36 2024/12/2 お菓子作りとパブ
翌日、カフェでやっている英会話教室のクリスマスパーティーがあって、
それぞれ何か持ち寄らないといけない感じだったので、
数年ぶりのお菓子作りにチャレンジすることになった。
クリスマスっぽいお菓子で簡単なものないかな~と思って調べてみて、
ブラウニーなら簡単そう&抹茶にすればクリスマスっぽく緑になる!
と思って、抹茶ブラウニーに決定。
だいたいお家に道具はそろっていたけど、
ふるいだけ見つからなかったのと抹茶パウダーが必要だったので、
暇だし街に調達しに行ってみた。
せっかくセントラルに出るので、
ちょっと遠いけど前から行きたいと思っていたSt. John's Woodの図書館にも寄ってみた。
St. John's Woodは、
日本の駐在員の人たちが多く暮らしているエリアらしく、
いつも仲良くしてもらっている子もこのエリアに住んでいる。
その子が、ここの図書館は日本語の本も充実してるよと教えてくれたので、
ずっと気になっていた。
Kindleを買うかどうか悩みに悩んでいたけれど、
ちょっと高いし、紙がいいな~という気持ちがあって踏み切れずにいた。
地下に降りると、すぐ日本語のゾーンが目に入ってきて、
地元の図書館にいる感覚になった。。笑
彼から東野圭吾の「人魚の眠る家」をおすすめされていたので、
それがあったらいいな~と思っていたら、
あった!!!!!
直近で教会のクリスマスサービスに行く機会もありそうで、
キリスト教の勉強もしてみたいなーと思っていたので、
そのための本も借りてみた。
それからOxford StreetのM&Sでふるいを買い、
ジャパンセンターで抹茶パウダーを買った。
抹茶パウダーが思ったよりも高くてびっくり!
30gで£6.8(1,200円とか)だった。。
作ると決めてしまったのでしょうがない。。涙
家に帰って、お菓子づくり開始!!!
もう少し若いときはバレンタインにお菓子を作ったりしていたけど、
本当に7年ぶりとかにオーブンを使った。
イギリスはオーブン料理が主流なので、
日本みたいに電子レンジとオーブンが一体化しているのではなく、
コンロの下にでかいオーブンが単体でついている。
だからいちいち棚とかを設置したり、
オーブンの周りのものをよけなきゃ!みたいな面倒くさいことがないから楽だ。
お米を炊くとき同様、秤がないので、
大さじスプーンで地道に材料を加えていく。
と言っても各粒子の何グラムが大さじ1杯にあたるのかまではしなかったので、結局適当。笑
レシピでは焼き上がり時に外側も緑だったけど、
茶色くなってしまって全然クリスマス感はなかった。笑
本当は緑のパウンドケーキに、
赤いデコレーションペンでリボンとかを描いてみるイメージだったけど、
ペンの出番はなくなりました。
そしてお菓子作りをしている途中に、
大学時代に同じサークルだった人が出張でロンドンに来ているから会おう!となり、
急遽再びセントラルまで行って、
Green Park駅近くのパブに入ってごはんを食べた!
お菓子づくりと同じぐらい久しぶりに会ったけど、
当時からサークルの男子の中で唯一興味のあることが近くて、
仕事とか転職の話を聞けて面白かった。
その人は結婚して子供も生まれて、
自分のやりたいこととライフステージが変わるタイミングのバランスが難しそうだったけど、
ちゃんと自分の軸をぶらさずに行動しているのがすごいなと思った。
その上収入もきちんと得ていて、
私には気合のいるパブのお会計もさらっと払っていただき(変な意味は全くなく)、
出張だから旅費や宿泊費はかかってないとはいえ、すごっっっ!!!と思った。笑
ここでまた「隣の芝は青く見える」瞬間がやってくる。
でも、向こうも私がいた会社に本気で転職しようか迷っていたり、
ワーホリに来ているのをうらやましいと思っているように、
お互いにいい人生・生活を送っているんだ。
さらにこないだの自助についての授業で知った、
"Desiderata"の「他人と比べるな」という一説も頭に浮かび、
今までだったら帰り道謎に落ち込んでいた気もするが、
この日は落ち込まずに家に帰れた。笑
こっちに来てからの学びが、
少しずつ自分の考え方を成長させてくれているのを感じて嬉しい日だった!