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イギリス日記 #25 2024/11/21 William Morris Galleryに行ってきた
せっかく大好きなイギリスに来たのに、
働かなきゃ!とか、英語の勉強しなきゃ!とか、
自分でプレッシャーをかけて生きづらくしてしまっている気がする。
一大決心をして、貴重な2年間を手に入れたのだから、
もっと毎日ハッピーオーラ全開で過ごせるはずなのに、
責任感なのか、貴重さが故になのか、
なぜこうなってしまうんだろう。。。
自分って本当に不思議。
とにかく毎日がもったいない!ハッピーになりたい!と思ったので、
この日は久しぶりの観光!!!!!
気になっていたウィリアムモリスのギャラリーへ。
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バスの2階にあがったのだけれど、
高校生たちが水たばこみたいなものを吸っていたからか空気が悪かったのと、
わりと揺れるのでちょっと気持ち悪くなりながらも無事到着。
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イギリスっぽいデザインと言ったら、
リバティーの花柄やウィリアムモリスをイメージする人が多いと思うが、
私もそのうちの1人だ。
前は小花柄が圧倒的に好きだったけれど、
歳を重ねてウィリアムモリスの色使いや絵も好きになってきた。
ただ知識としてはそんなもので、
彼がどういう人だったのかとか、
なぜこういうデザインになったのかとかは今まで全く知らなかった。
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亡くなったときにお医者さんが「死因は単純に彼がウィリアムモリスだったからで、10人の男性(を合わせた)よりも働いたから。」と言ったと書いてある。
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最終的に友達とインテリアデザインの会社を立ち上げた。
昔はオックスフォードストリートにお店もあったらしい。
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本面白そうだから買いたいけど、ちょっと高い?
一通りモリスさんの生い立ちを見て、
アーツ&クラフツ運動だったり、社会主義だったり、
自分の軸をもって社会をよくすることに奔走していた人だったんだなということがわかって、
もっと知りたいなと思った。
ワークショップルームには、
子供が楽しめるような塗り絵ができるような仕掛けもあった。
モリスの生涯のセクションも面白かったけれど、
個人的にはこのものづくりセクションも興味深かった。
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インドの生地の影響を受けたそう。
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ここでなぜ日本人がモリスのデザインに惹かれるのかが理解できた気がする。
この日やっていた特別展も中央アジアなどのイスラム文化のアートから受けた影響についての内容だったけれど、
モリスはアジアの美的感覚に刺激を受けることも多かったんだ。
日本も手仕事の手間や自然染料でしか出せない優しい色に美を感じる歴史・文化だからこそ、
日本人に受け入れられて好まれるデザインなんだと思った。
なぜモリスのデザインに惹かれるのか自分なりに理由がわかって、
ただのミーハーじゃなく必然だったんだと思いすっきりした。
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展示を見てモリスさんに好感が湧いたので、
何かお土産もほしくなってお土産屋さんを物色。
トートバッグが欲しかったけれど45ポンド(9,000円)で、
その瞬間は「高っ!」と思ってしまったので買えなかった。
なんか今これを書きながらだと、9,000円なら買ってもよかったんじゃないかと思う。笑
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ギャラリーを出て、裏にある公園をぶらり。
この日もいいお天気で、紅葉が青空に映えていた。
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帰りもバス。
途中でドライバーの交代待ちがあって行きよりも時間がかかったのと、
極寒の中暖房がないので寒かったのとで疲れてしまった。。
夜ごはんはミートソースで使った豚ひきが残っていたのでそぼろ丼に。
ズッキーニとじゃがいもをオリーブオイルで炒めて塩コショウしたものをサラダにのせたらおいしくてハッピー!
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