確定申告に向けて…②
私の場合は…。①からの続きです。
まずは年末調整でできる事(生命保険料控除とか…)は、年末調整内で終わらせます。上場株の譲渡益と配当所得は、証券会社の特定口座(源泉徴収あり)にて処理しています(確定申告するなら記載は必要)。
その源泉徴収票と特定口座年間取引報告書をもって、別途不動産所得を算出し、確定申告を行っています。他にもふるさと納税や、住宅ローン控除(購入初年以外は年末調整内で可)の申告も必要です。
更に今年分の確定申告は、イレギュラーがあります。それは、ご紹介した「賃貸住宅給湯省エネ2024事業」の補助金です。
補助金絡みの記帳はちょっと複雑で、もし今年中に工事代金の支払い、来年に補助金支給決定となると、私の場合は不動産所得が赤字になってしまいます。サラリーマン大家だと、不動産所得の赤字=給与所得税の還付になり、「節税いいね」と思われがちですが、決してよくはありません。今後の銀行融資への影響と、税務署のスクリーニングに引っかかる(AIによる要調査者の洗い出し)リスクがあります。
ということで、請求書の請求日を来年にしてもらって、お代金を来年に支払えば解決かなぁ?と考えています(請求書ベースで良いと国税電話相談室の方が言っていましたので…)。補助金が50万円を越える場合は、「国庫補助金等の総収入金額不算入に関する明細書を提出してねっ」てアドバイスを頂きました。
記帳って難しいですね w。
…おことわり…
納税はほぼほぼ適正に。いつ計上するかは自己責任で。どう処理するかも自己責任で。分からない場合は税理士等のプロに聞きましょう。この章は筆者の感想で税務のアドバイスや指南ではありません。